パブリックシリーズのスピンオフ作品。
パブリックスクールを舞台にしていて同じ世界観ではありますが、本編のキャラクターはほぼ出てきません。「八年後の王と小鳥」より後の世界線です。
パブリックスクールという狭い檻の中での差別と傷と愛と成長の物語。登場人物は少し多め。キャラクターがみんなきちんと立っているので、無理なく覚えられました。
近親相姦、レイプ(未遂)、攻めの他キャラクターとの行為が苦手な方は読まない方がいいです。
個人的には攻めの双子の弟がどうしても許せませんでした。人としてそれってどうなの?と思う場面が多々あるし、いくら変わったとはいえ変わる前が酷すぎました。人の上に立つ力量の人間では無いです。
スピンオフなので本編のキャラクターをほぼ出さないのであればもっと違うタイプのキャラクターやストーリーの方がよかったです。
本編と同じく優秀な生徒(言えないけど嫉妬深い)×東洋とのハーフ(大人しめな優しいいい子)なので、元からその設定が好きで上記に書いた点が苦手で無ければ読みごたえのある一冊です。
どエロ。エロシーンにかなり力を入れていて、拘りがあるエロなんだろうなと感じます。
エロだけでは終わらないとレビューに書かれていますが、クズの教育というタイトルの通り教師である先生はまごう事なきクズです。
わりとひどい部分があるので、純愛が好きな方や付き合う前の行為、メインCP以外のエッチは苦手な方は読まない方がいいです。
教師×優等生と同級生×優等生のどちらもガッツリエッチシーンがあります。
またこの本だけではわからないのですが、電子でも販売されている同人誌を読むと教師×優等生の初エッチや同級生×優等生の付き合う前の受けは気付いていない初エッチなどが読めます。今年は教師のその後の話も書くのかな?
地雷な人も多いと思うので何でも読める人向きの作品です。
シリーズを丁度読み始め順に読んでいき、ようやく新作まで読めました。
タイトルには蜜月とありますが、蜜月なんてとんでもないですね。ようやく二人のただ甘いだけの日常が見れるかと思いきや、今回も試練の連続でした。
今作から読み始める方は誤って買ってしまった方くらいかな?と思いますが、今作だけでも読めるつくりにはなっていたと思います。勿論シリーズ最初から読むのがおすすめ。
パブリックスクールの凄いところは、本編2作はもちろん、続編の2冊もただの番外編に留まらず作品として1冊で素晴らしく面白いつくりだということ。
レイがイギリスに戻り、エドと共に暮らしていく。この地で働き、生きていく。仕事をどうするのか、生きていく上では大事な問題です。もちろんエドがいる限り働かなくてもいきていけます。エドは絶対にそれでもレイを愛すと思いますが、レイはなるべく対等でいたいと考えている。たくさんの葛藤を抱えながら成長していく。
母親からもらった言葉が今もレイの中で生きていて、やり返す権力と知恵をエドがくれたとしてもそれを不用意には使わない。使うべきところで、正しく使う。素晴らしいです。
それからエッチなシーンも勿論あるのですが、レイがどんどんエッチになっていってたまらないですね。かわいいです。エドの嫉妬は今回は少なめかな。神シリーズです。
最近あまり萌える!というコミックスに出会えず、とりあえず絵が好きな作品を買おう!と購入。
絵が綺麗だなと思って購入し、思った以上に漫画としても読みやすくてよかったです。ページに対する文字量が全体的にちょっと多いなと感じますが、絵が本当に綺麗なのできちんと読めました。もう少し文字量のないページがたまにあった方がもっといいかも。
速攻のセフレ展開。展開は急ですね。感情の変化も怒涛だなって思いますが、まあここでこう変化したんだろうなときちんとわかります。
年下攻めがすきな人におすすめ。受けは先輩だしきちんとしている性格なので最初のあまりにもチョロい部分が気になりました。本気になった攻めがカッコよかったので、前半の人として残念すぎるのが魅力半減で残念。後半はよかったです。