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女性いちご狂さん

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東院月人という存在

月人がこうなのは、月人の母が病んでいて月人を神様に仕立てあげようとした結果なんだと知りました。
月人に心がないのではなく、情操教育してもらえなかったせいなんじゃないかなと思う。
母が病んでいるが為の行いではあるのだけど、やっぱりどこか宗教っぽいです。
周りの人間にも恵まれなくて、勝手に崇拝されてしまうから、心を通わせられる人がいなかったせいもあるんだろうなと。
澪斗と過ごすことでやっと月人の心が動き出します。

月人の婚約者が登場するんですが、胸糞で...。
母といい婚約者といい、出てくる女キャラが厄介。
こういうキャラは1人でお腹いっぱいだよ...と思うんですが、母と婚約者は似ているという設定なので致し方ない。
友人だと思っていた子まで崇拝者で...なんなんだろう、御曹司で天才でルックスもよくていつも笑顔が美しかったらこんな風に崇拝してしまうものなんだろうか...。
憧れはするかもしれないけど、“神様”は行き過ぎていないか。
普通じゃない人ばかりの空間で異様な物を見せられている気分。

あと、月人と澪斗は今巻で両思いになって同意では初セッするんですが、おめでとうなんだけどモヤついてしまって。
月人って学院の信者たちにはゴムを要求していたけど、澪斗にはずっと中出しですよね。
大事な人こそちゃんとしてあげてほしいなと思ってしまうんですが、それが余裕のなさで本命の証ってことなのかな...。
澪斗も特に気にしてなさそうなんだけど、それでいいんだろうか...。
気になってしまって萌えられず。

シーモア→白抜き

さなゆき先生の囲い込み愛再び!

超セレブの通う全寮制名門男子校に一般入試で特待生として転校した澪斗。
お金持ち、名門校、パンピーの特待生が為にやっかみで虐められながらもめげておらず、学院一の文武両道の天才で美貌の持ち主の生徒総代からの矢印というコテコテ設定を回収しつつ、更には監督生と指導生という制度があり、男同士だけどあっちの指導も♡というBL展開。
さなゆき先生は他の作品は既読済みなんですが、こちらの作品だけそれらの設定とDKモノというところが自分には合わなさそうで未読でした。
でも、好きな先生の作品って制覇しなきゃ気が済まなくて結局読んでしまうんですよね。

溺愛王子様に少女漫画のときめきをもらいつつ、時折見える影とヤンデレに惑わされつつ。
闇と溺愛をサンドイッチしてくれるのがさすがさなゆき先生萌えツボを心得ていらっしゃる。
囲い込み攻めっていいですよね。
澪斗にもトラウマがあるんですが、一見そんな風には見えない人の持つ辛い過去や別の顔に不謹慎にも惹かれるのはもう業です...。
月人は崇め奉られていて、当人も自分で“神様”だと言っているので、なにかの宗教を見ているような錯覚をします。
“お腹”を“お胎”と表現するところも、ちょっと宗教っぽくて雰囲気に合っているなと思いました。

ただ、同意なしのセッはいかがかと...。
さぞ辛い初体験だったのではと思ったけど、その気もない人と、しかも初めてなのにちゃんと達していたし、気持ちよかったみたいなのが救い。
抱き潰しには萌えるんですけど、強姦なのが萌えられなかったです。
冷静に考えるとツッコんでしまう点がいくつかあるので、その辺が気になってしまう人は不向きかも。

強姦の件で中立にしようか迷ったんですが、萌えもあったのでひとまず萌で様子見します。
最悪趣味じゃないことも覚悟して読んだのですが、そんな私でも続きが気になりました。
2巻も買います。

シーモア→白抜き

Kの支配者 電子 コミック

奥田枠 

常軌を逸した両思い

1巻40P、2巻43Pです。
奥田先生のXかそうでなければシーモアの試し読みかのどちらかだと思うんですが、発売当時1巻の半分くらいまで読ませてもらえて、続きが読みたすぎて。
普段単話はあまり買わないのですが、心を掴まれてしまい我慢できずに購入しました。
表紙も素敵です。
人が死ぬし人を選ぶ闇のBLなのですが、少しでも気になられたら是非試し読みしてみてほしいです。(今は試し読みのページ数が少なくなっていたらすみません。)

Kに支配されていた坂滝ですが、タイトルの通りKの支配者は坂滝だった?というお話でした。
常人には理解できない思考と行動に狂気すら感じましたが、こういうネジの飛んだキャラクターとお話を描いてくださったことが嬉しかったです。
奥田先生は可愛らしい作品もお描きになられますが、ダークなお話も描き続けていただけるととても嬉しい。

Kと坂滝のことも驚きましたが、弟は実は...弟と刑事さんは...?など、後半は情報が詰まっていて色んな意味で驚きました。
このページ数で纏めるのは難しそうなお話なのに、短編をお描きになるのもお上手です。
Kが最後までKとしか書かれておらず名前が出てこないんですが、小説のような表現だなと思いました。
ミステリアスで好きです。

好みの作品なんですが、健康体の人間が3日排尿しないのは可能なのかという点がどうしても気になってしまって星1つ下げています。
プラグに詳しくないのでなんとも言えないんですが、排泄はなんとかなりそうだけど排尿が.....水分を取らなければ或いわと考えたけど、3日水を飲まないのは命の危険で無理だし。
モヤモヤしてグー〇ル先生で検索したんですが、欲しい答えは見つかりませんでした。
可能だと分かれば萌2です。

わくわくしなかった

金江の髪が伸びるの早くない????ん?!となって、ページを遡って確認してしまいました。
24Pと25Pの間ってどのくらい月日が開いているんだろう。
その辺の時間経過がちょっと分かりにくかったです。

そして金江の兄が登場します。
灰賀と打ち解けようとお話している時に金江の元カレネタを話してしまい、元カレネタNGだったか……!!って焦るんだけど、寧ろOKな人の方が少なくない?
低血圧そうなドラマーって誰だろ?とピンと来なかったんですが、林田...!確かに当てはまる。
灰賀が林田に焼きもちを焼くんですが、私的には単に友人として連れてきただけなんじゃないかなと思えてハラハラしなかったです。
で、亜美ちゃんの次はミネちゃん。
相変わらずモテるね灰賀くん。
あと、マキさんはやっぱりいいお姉さんって感じでした。
なんだかんだ面倒見いいし金江のこと可愛がってるのが伝わってくる。

同棲に新キャラに当て馬に就職と新しい要素はあって、Cigars一夜限りの再結成という読者にとってもサプライズもあったんですが、どうにも盛り上がりが足りなかったと言うのが本音です。
面白くない訳じゃないんですけど、なんというか“普通”。
巻数表記がある通り続きモノですが、次巻が待てないような衝動はなかった。
次巻からは社会人編で、ご両親にご挨拶かぁ。
これから先はもしかしたら私には不向きなのかもしれないなぁなんて薄ら思いつつ、楽しめればいいなと願いつつ...次巻が私にとっての節目になりそうです。

シーモア→白抜き

ギャップ萌えと可愛いの宝庫

性を売るお仕事って好きな人や恋人がいると続けるのが難しくなりそうに思うんですが、金江も如実に現れていて、やっぱり影響を受けるよね、それだけ灰賀のことが好きなんだなぁって伝わってきました。
リョウはNo.2なので上にNo.1がいるのは分かっていたけど、なるほどこうやって絡んでくるのかと。
キャストなんだけどリョウを育てた先輩でもあって、難点もあるけど憎めない綺麗なお姉さんって感じのキャラです。
ていうか、チラッと差し込まれた指名ランキング、リョウは10月まではNo.2だったのに11月からNo.5にも入っていないみたいで、それだけ接客に影響出てるってことなのかな?好きな人ができたから仕事を辞めるつもりでシフト入れてないのかなって想像してしまいました。

小田さんの絡み方は面倒くさいけど、亜美ちゃんからの好意を直接断ることなくシャットアウトできたのでGJ。
そしてなんと言っても、告白されたいから「(告白)したくない」って言う金江が可愛すぎて可愛さにびっくりしました!!!!
寝顔も可愛くてバブちゃんかと思った。
可愛い~金江が可愛い~~~こんな可愛いキャラだと思ってなかった!

抱きしめながら告白していいって許可してくれた時点でOKしてくれたようなものだと思うけど、灰賀はそうは思ってないんだろうなって。
緊張しいで真面目で真剣なところが灰賀らしかったです。

初エッチもよかったんですが、手繋ぎ騎乗位のよさに気付かされました。
手を繋ぐことで幸せ感が増す上に拘束にもなっているなんて。
ゴムなしでもするんだけど、普段ちゃんとゴムしてるからこそゴムなしのよさが最大限活かされると思うんですよね。
なので、ゴム派な私でも萌えさせてもらいました。

ラストライブもよかった~~!
Cigarsは解散してしまったけど、金江と灰賀で新たにバンド組んでほしい...。
2人が音楽してるところもまだ見たいし、同棲ももっと見たい。
好きな人と美味しいご飯、幸せすぎる~!

私は電子購入したんですが、上下巻を買ってから電子特装版に気づいて、特典読みたさに特装版も買いました。
電子で買われる方は、上下巻が別売りになった物と上下巻がセットになって特典(カラーページと漫画と設定画と扉絵ラフと電子描き下ろし)が付いた特装版の2種類あるのでお気をつけくださいね。
オススメは電子特装版です。
特装版ではお互いの呼び方が下の名前呼びになった経緯が分かります。
それだけでも満足だったのにえっちまであって大満足でした!

アニメイトブックストア→白抜き

気になる要素がてんこ盛り

大学で重音研究部に入った灰賀は、飲み会でロシアン寿司をすることになり、当たりのわさび入りを引きます。
ご褒美(と言われているけど罰ゲームでは?)にその日の呑み代をあげるから新宿二丁目裏にある箱ヘルに行って感想を聞かせてくれと言われ、ちょうど自分のセクシュアリティに悩んでいたので、いい機会だと体験しに行きます。
本番なしの店がいいなと選んだのはローションプレイ専門店で、緊張してよく分からないまま中性的な人がいいとボーイに希望を伝え、勧められたNo.2のキャスト“リョウ”を指名します。
呼ばれて入った部屋で待っていたのは、美人でギターが超絶上手い憧れの金江先輩で───?!

金江が箱ヘルで働いている理由がかなり意外でした。
思い切りがいいな?!と思ったけど、簡単に体の関係を求められるよりも適していると言われて、なるほど...?彼にとってはそうなのかと。
私にはない感性でしたが、目的にかなった上で楽しんでいるのなら一石二鳥ですもんね。(まだ恋人は見つけられていないから二鳥じゃないけど。)
プロなのに処女...!というのが面白い設定だなぁと思いました。
あと、音楽モノでもあり風俗モノでもあって、普通はどちらか1つで作品作りされそうな要素が2つ入っているのも珍しいなと思います。
音楽モノ大好きなので扱ってもらえて嬉しいんですが、音楽モノと思って読むと物足りないかもしれません。
どちらかと言うと音楽<風俗なので。

金江先輩、その下着は店支給なのか自前なのかどっちですか?!
どの下着も似合ってるし、プレイ中も、何もしてない時でさえも、色気がすごいよ金江先輩。
金江も素敵なんだけど、灰賀も色んな層から愛されるモテ男くんで、愛嬌があって優しくて気遣いができて料理まで出来る子です。
金江のような派手さはなくて爽やかで素朴なんだけど、高身長でルックスもいいしファッションもオシャレ。
男らしさが足りないとのことでしたが、確かに雄味は足りないんですけど、灰賀のよさが見えてくるごとにこれはモテるわ!と納得させられ、頼れる面も見えてきます。
押しが弱くてちょっとヘタレな優しい攻めですが、尽くし好きなご奉仕攻めの気質ありです。
寝癖がスタイリングしたみたいに決まってしまうのも羨ましすぎるし、あのふわふわヘア可愛かったなぁ。
憧れと好きの違いを真面目に考えるのがフレッシュでいいですね。
2人に芽生えた嫉妬心や独占欲や気持ちの自覚ににやにやしてしまいました。

私はゴムをちゃんとつけてくれる作品が好みなんですが、指コンドームまで出てきてテンションが上がりました。
職業柄なんでしょうけど、貴重ですよね指ゴム。

アニメイトブックストア→白抜き

BUDDIES 下 コミック

倫敦巴里子 

相性と読解力の問題かな

虹郎が両親を亡くしただけでなく叔父一家に苦労しているのは分かっていたけど、梶は大手ゼネコンの会長の息子。
お兄さんの影で暗躍してるようだけど、その関係性も引きづり下ろしたいという父親のことも上巻では分からなかったんですが、下巻冒頭から一気に明かされます。
梶も家庭環境に苦労した人だったんですね...。
自分も苦労したから虹郎の苦労を放っておけなかったのかな。
時間経過が分からなかったんですが、出会ったあの日から4年も経っているんですね。
数年がかりの計画とのことだったから、何年か掛かってるんだろうなと思ってはいたんですが...分かりにくいと思ってしまったのは私の読解力の足りなさのせいなのかな。
あと、楓や梶の兄は虹郎が梶のことを好きで梶も虹郎のことが好きということをとっくに理解していたけど、私は上巻後半まで汲み取れず、ちょっと突然の情報に感じてしまったんです。
下巻両思いでラブも増えて嬉しいんですが、上巻の引っかかりが抜けきらなくて、面白いけどハマりきれず。
しかし楓の言い分を聞いていると、なるほど.........確かに............と。
虹郎はこんなにハイスペなんだから確かになろうと思えばなんにでもなれる、清掃員に甘んじているのはおかしい...私がここに思い到れなかったのはなぜだろう?と考えてみると売春未遂があったからかもしれない。
あと梶との約束。
他の仕事をしてはダメだとか清掃員でいなければいけないという話は確かになかったけど、好きだからではなくあの時の約束を守っているのだと思い込んでしまう要因に。

お仕事だったりバディだったり、恋愛以外がしっかり描かれているなかなか読めない物語を読ませてもらえたなとは思うんですが、ついていくのに頭がいりました。
ちょこちょこ貼られた伏線に気づけていればもっと楽しめたんだと思うんですが、それが伏線だと気づけなかったことが多くて。
あとは相性の問題だと思います...ニュース番組が苦手な私の頭では残念ながらのめり込めず、虹郎のチートっぷりもすごすぎて、なんかだんだん置いてけぼりに。
虹郎と楓、梶とお兄さんの兄弟愛は好きです。
不幸な目にもあった2組の兄弟だけど、ちゃんと愛を受け取っているのを感じるシーンはじんわりきました。
何だかんだで兄弟で似ていたり同じことをしていたりするのも、弟の兄へのリスペクトのようなものを感じます。
本編と全然関係ない話をするんですが、倫敦先生は字もお綺麗ですね。

シーモア→上巻の修正は白抜きでトーン処理のコマもあった感じでしたが、下巻は線で描かれているコマもあり白抜きのコマもありトーンのコマもありな固定でない修正で珍しいなと思いました。

BUDDIES 上 コミック

倫敦巴里子 

虹郎のチートっぷりを眺める

虹郎のことを梶とその兄である社長が“王子”と呼ぶので、なぜ王子なのだろう?ルックスか?と思っていたけど、女子社員達からのあだ名なんですね。
ルックスだけでなく類まれなる記憶力に計算力に語学力...とにかく虹郎の出来がよく、もはやチート...王子の呼び名に負けていない。

お話が私には難しくて分かりきれていないかもしれないんですが、社内の権力闘争で派閥争いでいいのかな?
梶はお兄さんと敵対しているという話だったけど、実際は仲良さそうで、寧ろ会長である父親を兄弟二人で引きずり下ろすのが目的そう?
1人また1人と上層部を告発し排除していく梶と虹郎。
だんだん信頼しあって距離が縮まり、バディとして絆ができているのが見えるのも面白かったし、ミッション中に見れる虹郎の様々な変装も楽しみのひとつでした。
ただLoveの気配はなくて、どう進展していくのかな?下巻からなのかな?と思っていたら後半にぶち込まれました。
梶は理想が高いらしく、「美人で頭が良くて自立してて適度な距離感を守ってくれる人がいい」とのことで、───え?真横にいる虹郎のことを言ってる?と思ったら、虹郎も「俺じゃん」と言っていて、自覚があるのかと笑ってしまいました。
そして……えっ、虹郎って梶のことが好きだったの?!?!と。
申し訳ないけど全然分からなったです...。
でも悟らせるつもりはなかったと言っていたから、私が分からなかったのも無理がないのかもしれない?

兄は元彼 コミック

林らいす 

視点とペンが個性的

遊は歳の離れた兄と二人兄弟。
両親がおらず、兄が親代わりに昼夜休みなく働き育ててくれた。
兄にはいつも写真家の来島穂高から写真展の招待状が届くが、兄は行かない。
遊が狙っている幼なじみの梅子(モデル志望)が憧れているカメラマンだったので、デートの口実に兄への招待状を拝借したのがきっかけで、兄と元彼(穂高)の時間が8年振りに動き出す。
真面目だと思っていた兄は遊を背負うまでは結構ヒモっぽくて軽くて...だからこそこの変化と決意は胸に来ました。

兄と穂高のお話ですが、弟の遊目線で語られる作品です。
兄と穂高は別れてはいるけどきっとそれは自分のせいだと、本当は両思いな2人の仲を取り持とうとします。
面白い視点から物語を紡がれるなと思いました。
味のあるペンを使われて描かれているのも印象的でした。
告白が締まらないんだけど、もし花束だったらあぁやって隠せなかったと思うので、あの驚きは体感できなかっただろうし、私はこれがいいです。
あの時の500円がここで絡んでくるのかと思いました。

遊って人たらしなのかな。
穂高はどういう理由で遊を溺愛するようになったんだろう?
自分たちの仲を取り持ってくれたから?それだけじゃなさそうなので、その辺も見てみたかったです。
モデルとして撮影している間に仲良くなったのかな?

シーモア→白抜き(でも局部が見えない構図が多くて気にならなかったです。)
シーモア特典→ 穂高が作中描いていた絵が綺麗そうだっただけに意外な作風に驚き、梅子の反応に笑った。笑

今回も溺愛が過ぎるッッ!(褒めてる)

ガイド能力が覚醒した尊。
暁臣と尊は単に相性がいいだけの話ではなく適合性が並外れて高いそうで...運命という言葉にクソ弱なので、どこまで萌えツボを押してくれるんだッ!?と。
そして尊の無自覚さんが爆発しています。
自分は暁臣にとって特別なガイドじゃないとか片思いとか思っているんですが、いやいやいやあなた以上の特別がどこに?!なぜこれで片思いだと思えるッ?!と頭を抱えました。
この無自覚さんなところが可愛くもあるんですけど、あ~もうっ!
あと宵が可愛い!!
尊にくっついて戯れてるのが可愛い上に、自分の半身にまで嫉妬する暁臣が見れて2度美味しいです!!!
しかし、こんなに執着と独占欲の塊な暁臣のことを尊はそういうタイプじゃないと言ってのけるので、何を...言っているんだ......???と思ったら、いつも折れてくれて甘やかされ慣れているせいだと知り、また頭を抱えました。
好きな人にきまってるのに、自惚れとか...はぁ~~~~~ッッッ!!!!!
もう私の中では完全に出来上がっているふたりなんですけど、現実はまだ付き合っていない。
そう、まだ付き合っていないんです...嘘でしょう?!
でも安心してください、最後まで楽しみに読んでください。

本巻では、暁臣を逆恨みしている人達が尊を狙ってきます。
暁臣が仕えているのは百目木ではなく尊というのは読者にとって周知のことですが、世間的には専属護衛とはいえ暁臣は百目木に仕えているのだと思われていて、それがカモフラージュになっていたんだなと改めて思いました。
百目木の子としても狙われるし、ガイドとバレると狙われるし、弱みと思われると狙われるし...こんなに大変なのに、尊ってその辺はそこまで気にしていない感じなんですよね。
暁臣は自分のことに無関心で尊中心だけど、尊も自分のことより暁臣のことを気にしてる。
こういうところも両思いで好きだなぁと思います。
暁臣の半身と言えばスピリットアニマルの宵だけど、尊の半身(半分)でもあったのですね。
暁臣は今でこそタメ口だけど、初めは敬語で話していたのが描かれていたので、いつからタメ口になったんだろう?どういうきっかけなんだろう?と気になっていたんですが、今回それが分かります。
そして、暁臣が尊に執着する理由も分かります。
本当は1人でいいわけがないし、痛くないはずもない。
この時から既に尊は暁臣の心の声を聞いて寄り添って癒してくれていて、暁臣の初めての特別だったことが伝わってきました。

恋人よりさらに深く結ばれた2人。
おめでたいし、安心したよ~!!!
これからはこれで付き合っていないのよね...?と頭を抱えなくていい嬉しさと、寂しさ(?)と。

それにしても、感覚共有しながらのえっちってえっちすぎません?
この設定、こんな美味しさまであったんですね...!
私はガイドバース初心者なので、この作品を楽しみながら色々学ばせてもらっているんですが、初めて知る用語や新鮮な設定も面白いです。
姿を現してくれためちゃくちゃ可愛い子はなんて生き物ですか???
続きが楽しみです。

シーモア→修正不要。局部は見えない描写です。