初めて読んだ作家さんでしたが、純粋に漫画描くのが上手なんだなと思いました。
攻めは黒髪長身執着攻めで、絵が上手いのもあって存在感があります。
受けは見た目男の子ですが目が大きめで、作画は少女漫画寄りな印象を受けました。
話は、いきなり事に及ぶところから始まるので、片思いが続くような焦れ焦れ感はあまりないです。最初から話が展開するので、スピード感がありましたが、話の組み立てが上手なのかついていけないということもありませんでした。
ただ、やはり展開は早目に感じたので、もっとページ数があったら良かったのかなぁと思います。
話も上手で絵も綺麗で良かったので、次の作品も発表されたらチェックしておきたいです。
1巻に引き続き、2巻もラブとコメディのバランスがとても良かったなと思います。
滝沢くんの前だと、徳良さんが本当にいろんな表情をしていて、行いがアレだったとしても、とても可愛く見えてくるので不思議です! あと、いちいち挙動が笑えます!
徳良さんは何だかんだ、部下としての滝沢くんのことも彼氏としての滝沢くんのことも信頼していて、大人の余裕があるなって思いました。
逆に、滝沢くんのほうがハッキリ顔には出さないけど、いろいろ不安になったりして、徳良さんの強引さに救われることもあるのかな〜っと。
2巻では、新キャラが登場したり、滝沢くんが初めて社員旅行に参加したり、ずっと飽きさせない展開で、読んでいて楽しいなと思える1冊でした。