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『きっと、幸せな結末』『夜の落下』2冊同時発売記念のサイン会で、麻生先生が用意してくださったお土産の小冊子。
『夜の落下』のキャララフ、新刊で登場した3カップルの番外編が掲載されています。
●「日の落ちる前に」:『夜の落下 番外編』…マンガ2ページ
九鬼はカウンセリングの帰り、急な雨で、普段は入らない店先に入ると、男性デリヘルの文字が目に入って…
本編はデリヘル店長が電話を受けるシーンでしたが、番外編は九鬼サイドのシーン。
カウンセリングで治ったケースの話を聞いたのに、九鬼は自分もそうなるとは思えなかったのかな?
雨模様も、デリヘルへの電話も、九鬼の絶望を表してるように感じます。
●「君には秘密」:『やがて、恋になる 番外編』…マンガ1ページ
和志、真澄さんと呼び合うようになった二人。
真澄が姪っ子と一緒に写った画像を和志に見せて「可愛いだろう」と聞くと、「真澄さん”も”ね」と答える。
真澄さん”が”と言わない和志のあたたかさを改めて好きだと真澄は思う。
助詞一つでも意味は違ってくる。麻生先生の細かいこだわりさすが!
●「My Dear Smart DOG」:『きっと、幸せな結末 番外編』…マンガ3ページ
もうすぐ佑真の20歳の誕生日、バーのスタッフから「何が飲みたい?」と聞かれ、佑真は「ビール」と答える。
でもママが、すみれがバーテンダーの仕事を好きなこと、佑真に何のお酒を飲ますか楽しみにしてることを伝えると、佑真は「すみれさんが飲ませたいお酒が飲みたい。俺をイメージしたカクテル作って」とおねだりを…
それを聞いたすみれは嬉しそうに張り切ってる。
佑真は「知的なわんこ」設定とのことですが、将来スパダリになりそう~♪
あの本編の後には、こんな幸せな日常が待ってるんだなって嬉しくなりました。
会場には新刊の原稿と、そのページにまつわる麻生先生のコメントが展示されていました。
麻生作品はすべての台詞・エピソードが伏線となって、最後に繊細にまとめあげられていくから、麻生先生は細部にこだわって作りに作りこんでいるんだろうなって思ってましたが、コメントを拝見したら、麻生先生のこだわりは私が予想していた以上のもので、改めて、麻生作品の作り込みのすごさを実感しました!
麻生作品をリアルタイムで追いかけられることって幸せだなぁって思います。