raraららら
be-boy omegaverse comics fair tokuten shousasshi
ビーボーイオメガバースコミックスフェアとらのあな特典小冊子。
テーマは「アチアチ発情でエチエチ」ということで、ヒートに関するエピソードです。
「見つけたボクのオメガ様」(この作品目当てに入手)
ヒートになってしまい、滝沢さんを呼び出した大樹。
相変わらずしどろもどろではありますが、「滝沢さんとすればすぐ治まる」なんて素直。
この日は元々会う約束だったそうで、二人が仲睦まじくしているのだと思うと嬉しいです。
ちょっと気になったのが、滝沢さんを迎える大樹の「今日は両親もいなくて」というセリフ。
本編の描き下ろしで、大樹は家族構成について「父はいません」と言っているので、母親だけのはず。
描き下ろしは滝沢家に挨拶に行き、家族に認めてもらう話なので、その際に滝沢さんの家族に向かって答えたこととずれているのはちょっと引っかかってしまいました。単なる誤字かもしれないし、細かいことを気にしすぎとも思うのですが。
さておき、大樹のおねだりに心底嬉しそうな滝沢さん、「頑張って子供作ろうね」と目を輝かせています。そんな日も近そう。
その他の作品も簡単に。
「少年の境界」
抱き合う二人。つらそうなゆかがストップをかけると、ぐっと我慢する薫。
その健気な振る舞いに、懐かしい気持ちになるゆか。ワンコな薫も健在です。
「羽化」
「いまならアルのそれ挿入るからぁ」と、艶めかしいコマがどーん。
これは想像で、抑制剤を飲まなければこうなる…?とドキドキしているお話です。
「ころがちおちてアメとムチ」
娼館に売られた律が、男娼としてのいろはを叩き込まれるあらすじ紹介的な内容です。
「俺の有害な異世界」
ヒートになりそうな幹久のもとへ駆けつけた優一は、やっぱり襲われかけてぼろぼろの姿。
とりあえず抱きしめ合うと、幹久のフェロモンにあてられて倒れてしまう優一でした。
「番になれない!」
聡のうなじをあむあむする律。
「聡も噛まれたら俺のものになってくれるかな」という律に、「俺はもうりっちゃんのものだよ」と優しい顔して激しく攻め、やっぱりりっちゃんを泣かせてます。
βのふりをして愛しいΩに近づく、表向きワンコな腹黒α攻めの、単行本が楽しみな一作。
「つがいの鳥籠」
甘いものを差し入れする河原。
実はそれは催淫剤シロップなわけですが、「薬の効能か本能か、君が傍にいちゃわからない」と真面目に返す先生に、「クソ真面目に煽ってくる」と嬉しそう。
チャラい年下×堅物研究者という好みの組み合わせで、こちらも単行本が待ち遠しい作品です。