あーちゃん2016
kishi no chikai
「騎士の誓い」を協力書店さんで購入した際にいただけるペーパー。雑誌プレゼントでいただいてしまいました。本編よりずっと濃いランスロットの想いがあふれるお話で、「しまった、これは本編と一緒の時期に読んでおくべきだった」と激しく後悔。本編をとてもとてもとても補うお話で、これは本編に入れておいていただきたかったです。
「日本に帰ろう」としてラフラン湖に入った樹里を連れ戻し、初めて樹里を抱いたランスロット。事が終わった後、濡らした布で樹里を清めていますが、樹里は疲れているらしく、「ん・・」と言いながらも目覚めません。
清めながらも思いがこみ上げ、「もうこの手は離せない」と目覚めない樹里を愛おしみ続けるランスロットの胸の内が、すっごく痛ましく感じられたSSでした。ランスロット、本当に大好きだ・・・
「騎士の誓い」出版社特典ペーパーとなります。
タイトル「愛しき人」
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本編ラストで、ラフラン湖畔にてついに樹里を抱いてしまった後のお話…
一言、キツいです。
樹里は失神しています。
全裸で気を失っている樹里の身体を拭き清めながら、高揚と後悔を噛み締めるランスロット。
勿論、アーサー王の王妃である樹里に対する恋慕は許されない、まして肉欲など!
それでも抑えきれない欲は。
まだ気を失ったままの樹里に再び挿入るランスロット…
心から血を流しながら…
ランスロットの慟哭は確かに伝わってくる。後悔と樹里への想いに引き裂かれ続ける苦しみは。
だけど!
私ってこんなに「道徳的」だったっけ?なんて自分で戸惑うほど。
『ーーーランスロットには失望した』………
ランスロットの「愛」とやらは肉欲か魔女の呪いか…読む側も苦しい。