kurinn
shacho to kotoyan no shiawase kozureseikatsu
龍基の祖母の入所先が決まって、それぞれの生活が落ち着いてしばらくしてからのお話しです。麗王が剛と華絵と暮らし始めてから寂しいと感じていた昂成と龍基、麗王も逢いたがっていると知り、剛と華絵を休ませるためにお預かりをすることになりました。
昂成が会社から疲れて帰宅すると、麗王のお出迎えにエプロン姿の恋人、憧れていた家族の姿に昂成は幸福を感じます。
麗王の剛が言ってた「しんこんさん」発言に、慌てて「結婚して家族に成り立ての意味だ」と説明する龍基に「レオもしんこんさんする」で川の字になって寝る三人で終わっています。
「社長と元ヤンの幸せ子連れ生活」の題名の本だったのに、別れて暮らしだしたので疑問に思っていたので、小冊子があって良かったです。
麗王の剛に対する塩対応が相変わらずで面白かったです。
本品は『社長と元ヤンの幸せ子連れ生活』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子です。
本編後、昂成視点で
麗王がマンションにお泊りするお話です。
龍基が抱えていた介護と子育て問題は
祖母の退院と兄である剛の帰国で解決し
龍基は表面上は
昂成とのルームシェアということで
昂成のマンションで暮らしています。
麗王は祖母と父親の剛と一緒に
近くのマンションに住んでいますが
ひと月に1度「お泊り」にやってきます。
祖母と剛に休んでもらうためもありますが
龍基と昂成も麗王のいなくなったマンションが
ちょっと寂しいのです。
本日はそんな麗王のお泊りデー♪
昂成が玄関を開けると
増産エプロンを付けた麗王が
ドタドタと駆け寄ってきて
昂成の疲れを吹き飛ばしてくれました。
龍基が後から追いかけてきましたが
手をふきふき現れた恋人は
昂成の黒いエプロンを身に着けていて
思わず昂成は
裸、エプロン? と呟いてしまい!?
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
1段なのでいつもよりは短いですが
新婚三がテーマぽいお話です♪
昂成のエプロンは龍基には少し大きく
エプロン以外何も身に着けていない
ように見えただけでした。
ちょっとがかっりしつつも
顔を赤らめる龍基が可愛くて
新婚を意識してるのかと思ったと
耳打ちしますが
すげなく交わされてしまいます。
それでも龍基の赤くなった耳に
ニマニマしていたら麗王が
真面目な顔で「しんこん」と呟き
2人は「しんこん」なのかと
訊ねてきます。
どうやら剛から2人は新婚なので
あまり邪魔はしちゃいけないと
言われたようなのです。
龍基は余計な事をいうと怒りつつ
麗王に「しんこん」っていうのは
家族になりたてってことだよ
と優しく言い聞かせていて
昂成は龍基の
昂成も家族の一員との言葉に
胸が温かくなります。
その夜、
麗王と川の字になって
昂成が「しんこん」を満喫する
という幕引きまで
龍基の優しさに昂成が
更に愛情を募らせるという
とても優しいお話でした。
「裸エプロン」ときた最初は
ラブコメ路線か!?と思いましたが
さにあらずなほっこりもので
ジーンときました v(^-^)