てんてん
koufuku no dessert wo meshiagare
本品は『今宵とびきりのプリン召し上がれ』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。
本編後、
2人の息子・暁帆の誕生日のお話です。
悠歩は2年ほど前から
恩師ともいえるシェフ辻堂の店で
働いています。
開業したての頃は
ディナーのみだったレストランですが
悠歩がやってきたことで
ランチ営業も始めました。
今日は1人息子の暁帆の誕生日で
シェフの厚意でランチの時間を借り切り
悠歩の両親と弟、従兄弟の伊吹、
シェフの辻堂もお客様として迎えて
誕生日パーティを企画したのです。
悠歩が全てを取り仕切ったメニューは
暁帆の好物を取り入れたコース仕立てで
デセールは勿論、
クレーム・ランヴェルセです♪
暁帆もとても美味しそうに食べてくれ
辻堂シェフからも手放しの称賛を受けて
悠歩は暁帆をびっくりさせるほど
嬉し泣きしてしまいます。
悠歩が店の片づけを終えて帰宅すると
径が笑顔で迎えてくれます。
径は頑張った悠歩を優しく抱きしめ
悠歩は径と暁帆のお陰だと言いますが
径は自分も悠歩と暁帆がいるから
頑張れるのだと手の力を強めます。
暁帆は疲れて寝てしまっていて
径は忙しくて充電切れだから
充電させてと悠歩に唇を寄せてきて…
A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)、
2段組12頁とボリューミーな小冊子は
暁帆が3歳を迎えた日のお話です。
夕日が差し込む中、
径は背後から悠歩を優しく苛みます。
悠歩の発情期は径と結ばれてから
格段に楽にはなりましたが
長く径が悠歩の側をはなれると
不意に訪れたりして
強い薬の世話になる事があります。
もうじき発情期か近づく時期で
忙しい径の不在で早まりはしないかと
ドキドキしていたのです。
径に愛されていないとだめなんだな
しかし、夫の径も
うちの奥さんはやらしくて可愛い
なんて思っているので
部屋の中が闇に沈むまで
2人は愛の営みを続ける
という終幕まで
家族となった2人の幸せが
溢れてくるような後日談でした。
パパとママになったら
幸せは倍掛けなのでしょう。
存在暁帆も可愛いし
径も悠歩に甘えたパパさんで
悠歩は本当に幸せいっぱいで
甘々な絡みシーンも良かったです。