みざき
sen no yoru to jin no kagi
本編終了後の翌日の2人の様子がユクセル視点で描かれています。
3年間待ち焦がれた恋人との再会後、幸せに満ちた朝についてのお話。
再開し抱き合った翌日、寝ぼけ眼で隣で眠っているはずの仁を抱き寄せようとするものの、既に仁の姿は無い。
再開すらも夢だったのでは無いかと一抹の不安を覚えながら起き上がると、キッチンから派手な音と共に焦げた香りと床にこぼしたミルクが広がる。
ユクセルのために美味しい朝食を用意したかったのだと言う仁とその光景にデジャブを覚えながらも、少し上達している料理を見ると自分のためにしてくれた努力が見え、ドジな姿すらも愛おしくなってしまう。
寝起きはもっとロマンティックにいちゃいちゃしたかった…などと思う自分が、昔の自分であれば「面倒な相手」だと思っていたであろう人間になってしまっている事に気付く。
可愛くお腹を鳴らせている恋人のために食事をせっせと作り、膝の上に乗せて手ずから食事を与えるユクセル。
あ、甘い…!3年経ったらより甘さが増したような…?
恋人が可愛くて可愛くて仕方がないのがすごく伝わってくる甘さです。
素直に言葉に出して仁を求めて甘えるユクセルが愛おしい。
もっとその後が読みたくなる、とっても可愛い攻め視点でした。
タイトルは「幸せな朝」。本編で再会した翌日の朝のお話で、攻め受けとも激可愛く大好きなトーンだったので神♡なんだけど、こういう幸せ話は、本体買った人が皆さん読めるようにしてほしいなあ・・・と思ったので萌2にしました。
この上なく幸せな気分で目を覚ました攻めさん。でもベッドの隣が空っぽだったので、嘘!と飛び起きます。姿はないけど、見慣れないスーツケースがあったのでひとまず安心、さてどこに行った?と思ったら、どこぞからトンデモない音が聞こえてきて・・・・
どんくささ満点だった受けさんが上手にオムレツ作れるようになっていて、それを可愛く嬉しく思う攻めさん。押し倒しそうになったら、受けさんのおなかから、ぐきゅるるるる・・・てな音がなって攻めさん大爆笑。その後、仲良く朝ごはん(本物)食べる、あまーいあまーい幸せなお話でした。
一緒に朝ごはん食べられるのって、ほんとーに幸せだよね!!!幸せご馳走様でした!というお話でした。