フランク
osananajimi no ima genzai
松岡の幼馴染・太一の視点で描かれています。
冬休みに入り、松岡のところへ遊びにきた太一。
すると松岡だけでなく、十河(そごう)と西田と仲間達も一緒になぜかお出迎え。
遠慮なくガン飛ばしてくる十河たちにビビる太一と、彼らを「友達」だと紹介する松岡。
友達?!パシらされているんじゃなくて?!
と思わず動揺する太一に数々の松岡の武勇伝(話を盛った西田のせいで、話が大きくなってるのはご愛嬌)を聞かせる仲間達。
そして太一が松岡宅に泊まるのことを知った十河は「俺も泊まる…!!」と言うのだけど、あっさり却下されてしまいます。
母さん呼んでくる!と自宅へ戻る松岡と、その場に二人で残されてしまった太一と十河…。
太一に対してめっっちゃ牽制しまくり、そして「松岡さんに変な気起こしたら 幼馴染っつても許さねぇからな」と殺意もあらわにした後、帰っていく十河。
ようやく松岡家に着いた太一は、さっきの十河の様子にすっかりビビってます。
それを見た松岡は、実はお付き合いしてるってことを白状せざる得なかったというお話です。
BLだと幼馴染って片思いの相手みたいな恋愛対象として登場する事がとても多いけど、太一は純粋な幼馴染で二人の間に一切の恋愛感情はありません。
だけど、十河が勝手に一人で鼻息荒くライバル視しちゃってるところがウケます。
本編でも、前の学校では幼馴染の太一だけが空気の読めない松岡を唯一理解してくれる存在だったというのを聞いた十河が
「その幼馴染が憎い…俺もご主人様の唯一無二の奴隷になりたい…」と敵愾心をバリバリに燃やしてたけど、無事奴隷になれた今でも、太一にガルガルしてるところが相変わらずで面白かったです。