すみれ0401
unmei no tenki wa sannjyussai deshita
無事、受け様と結ばれてからというもの、攻め様のちょっと怖いかもしれないぐらいの執着っぷり全開となっています。私としては、そのちょっと怖いかも・・・なこの攻め様の執着っぷりがむしろ病みつきになっています。知り合ったばかりの2人だとしたらちょっと怖く感じたかもしれませんが、大学生の時からの仲良し同士ということで、とても素敵に感じます。
この小冊子も、そんな攻め様の執着祭りとなっています。
以下、内容になります。
時は、2人が結ばれてから3か月後のこと。
東元が用意して、2人で嵌めていた指輪。ところが、ある日、東元が指輪をつけずに帰宅。その時は咎めなかったものの、さすがに3回目となった日に、ついに透は東元に理由を尋ねます。
すると、仕事で貴重な資料を見る際に外さなければいけなくて外したと答える東元。更には、透が嫉妬してくれたことがとても嬉しくてたまらない・・・と喜びます。
数日後、今度は透が指輪を付けずに帰宅。すると東元が大嫉妬。
仕事で物を動かす時に、指輪をゆがめちゃいけないから外した・・・と答えたら、更に嫉妬嫉妬の嵐の攻め様。
本当に浮気をしていないか、体を確かめる・・・と透の体をじっくり攻めはじめます。
途中から、これはプレイの一種だ・・・と気が付く透。
でも、透も同意してそのまま2人はHに突入。(その辺りもちゃんと描かれています)
事後・・・
東元は、透に対して「もし本当に浮気したらこの程度じゃすまないから」と、宣言。その目はもちろん笑っていない東元。
でも、透の、浮気するぐらいなら最初から東元とは付き合っていない・・・という言葉に、とても幸せそうに笑う東元なのでした。
(おしまい)
『運命の転機は三十歳でした。』のKindle版巻末に入っている、特別版です。
お互いの指につけた指輪が外されているのを、三度も目にした多岐川。
そして今度は多岐川が仕事中に指輪を外し、付け直すのを忘れていたところを東元に見つかり、咎められるのですが。
本気の独占欲と嫉妬を隠さず、そこからのお互い承知の上での、甘々の”浮気していないかの確かめプレイ(?)”が極上でした…!
「お前が本当に浮気したら、この程度じゃすまないからな」の一言に攻め様の執着心が現れていて、読者としては歓喜の身悶え…
それに多岐川が返した言葉も、覚悟が決まり、本気の恋をしている男の言葉で格好良かった✨
幸せに笑う東元に「おめでとう!」と声をかけたくなる、そんなお惚気SSでした( *´艸`)