Krovopizza
gush buko 10shunenkinen anniversary
12作の番外編と、各作品の絵師さんによる1ページ漫画を収録した全サ小冊子。
番外編のほとんどは、5〜7ページと短め(和泉桂さんが9ページ、綺月陣さんが11ページとやや長め)。
全体的にエロ薄で、他愛ない日常を描いた作品が多い印象でした。
■宮緒葵『華は褥に咲き狂う』番外編
戯れに、いつもとは逆の服装をしてみる純皓と光彬。
男装(?)した純皓は凛々しく男前で、
「優しくする……始めだけな」
と、女装した光彬をお姫様扱い。
いつもより念入りに愛撫され、駅弁で繋がったまま室内を歩かれ……
相当濃密な時間だったようですが、ページの都合か上記のシーンはすべて光彬の回想としてサラッと説明されているのが残念。もっと読みたかったです(;_;)
■和泉桂『蠱蝶の殉情』番外編「花の情」
表題作の番外編。
地方豪族の制圧に出かけた神開が一月ぶりに帰還。
久々に抱き合う二人、散り始めた梅の花の描写など、甘く叙情的な雰囲気が伝わってきました。
笠井あゆみさんの1ページ漫画は、同時収録作「蜜契」より。
"過去のラブラブなシーンを描いてみました"とのことで、小さい頃の愛くるしい二人。
芳蘭「おかわり」
英信「はいはい♡」
みたいなやり取りに大変和みました。
普通の絵でも萌えさせてくれる笠井さん、流石です♪
■妃川螢『滴る毒は蜜の如く』番外編
いつものごとく那波の家にご飯を作りに行った甲斐。
珍しくお茶を入れてもらい、ムラムラッときて襲ってしまうけど、那波は抱かれながらも余裕ある態度を崩さず……
壁に押しつけられ、後ろから突かれながら「ひぃっ」とか言ってるのに、それでも挑発的な表情を崩さない那波が素敵。
煽られて素直にガンガン攻める甲斐もTHEワンコって感じで可愛かったです。
■綺月陣『いつもそこには俺がいる』番外編「いつも二度目が正念場」
二人が17歳の頃の話。
水澤を狙う真崎は、男同士なんて一人でするのと変わらない〜等と水澤を丸め込み、うまいことセックスに持ち込む。
事後、このまま彼を落とそうと目論んでいたら、中に出された水澤はトイレに閉じこもってしまい……
もう真崎とはしないと宣言されショックを受ける真崎。
慌てて男同士のセックスについて調べ、浴室で水澤の中を洗ってあげますが、途中でお互い興奮してきて第2戦目に…
俺様攻めのヘタレっぷりと余裕のなさにニヤニヤできるお話でした☆