ポッチ
Noel
コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただける書き下ろし小冊子です。A4の紙3枚を真ん中で折ってつくられているA5サイズの大きさの小冊子で、小説部分のページ数は7Pと枚数も多く読み応えがあります。タイトルは『宝物』。
さて内容は、というと。すみません、ネタバレしてます。
時系列としては本編の後。ノエル視点で書かれています。
本編でアレックスの友達のジョージに野球観戦に誘われて行きたがっていたノエルですが、アレックスの妨害(というかやきもち)によって実現はしませんでした。
恋人同士になり、そんな嫉妬心も落ち着いたのか、アレックスはノエルが外に出ていくことも許してくれるようになっていて、野球を見たがっていたノエルのために二人で野球観戦に行きます。
観戦後、おなかが空いたと訴えるノエルのために目についた喫茶店に入ろうとする二人ですが、アレックスは知り合いと会ってしまい一人で入店するノエルですが、そこではあやめがウェイトレスとして働いていて…。
というお話でした。
久しぶりにあやめと会い二人きりで話をするノエルですが、当時本音で話せなかったことや現在の自身の心境を鑑みる機会になった模様。
しばらくして喫茶店に入ってきたアレックスも、あやめと話すノエルを見てもさして動揺もしなくなっていて。
子どもだったノエルも成長し、アレックスの気持ちを慮ることのできる青年に成長していて、でも相変わらず二人だけの世界にどっぷりと浸りながらも二人の絆が深まっている様子がうかがえる、そんな小冊子でした。