江名
1/365 no koibito
こちらのリーフレット、
最初に作者のコメントが載っていて、
受け攻め、どっちか決めずに書いていて、
一話目の終わりはどちらでも取れるように、読者におまかせ、
というスタンスだということが分かり、
「と、いうわけで。」と、
颯(攻め)が受けだった場合~という漫画が続きます。
颯が酔って隆史の家に連れてこられて寝ていたのが起きて、キスを…
の続きの本編2話。
颯が「やめろっ」と声を荒げて隆史の体を引きはがして、
キスをやめさせるところから描かれています。
ちょっと端折って、
「いやだ、やめない、今しかないかも知れないだろ」と隆史が言って、
本編ではその後キスだけを続けるんだったのが、
このリーフレットでは、隆史が颯を押し倒して、
「いやだ、やめ…っ」と颯が言っているのも聞かず、
隆史が覆いかぶさるようにして颯の下の方に手を伸ばしてて、
颯は「…っ」と顔を赤くして我慢しているような顔で感じてる…
そんな絵が最後のコマになってます☆
「…という事に、なっていたかも」という印刷の言葉と、
その横に手書きで「颯の受難。」って書いてあるのが、
なんだか可笑しいですw
颯って、攻めとしてカッコイイ行動も、
本編で特に後半、ちょいちょいとっているんだけど、
最初の頃の表情が不安気で受けのようにも見えるせいか、
なんだか百合っぽいCPだよなーーって思っていたんですよね。
その理由は、
最初は受け攻めをあえて決めずに書いていたからなんだな…と、
このリーフレットを読んで納得でした。
アニメイトさんで購入するともらえるリーフレットです。B5サイズの一枚の厚紙を半分に折った造りになっていて(コミックと同じ大きさ)、中を開くと2P分のコミックが読めます。
内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。
本編と制作過程の裏側がちょこっと描かれていました。
初めは読み切りのつもりで描かれたそうで、受け・攻めを決めてなかったそうです。なのでギリギリまで颯受けも考えていらっしゃたとか。
ということで、颯が受けだったら…?という目線でちょびっと描かれてます。実際にイタしてる描写はないのでリバ苦手な方もご安心あれ。がしかし、こちらも非常に良かった!っていうか、このCPはリバっても美味しかったと思うのですよ。颯を組み敷く隆史の「男」になっている表情が非常にツボでした。
本編を読んだときはビジュアル的にどちらも可愛らしい&体つきががっちりしていないこともあり、「少女コミック描かれてる作家さまだからかな」とか「どっちも受けっぽいなあ」と思いつつ拝見してましたが、こういう事情があったのかあ、とフムフムと思いながら楽しめたリーフレットでした。