江名
noraneko to casablanca
文庫の書き下ろし「お互い、獣」の後日談です。
その書き下ろし中で須田が、
「 松本さんと小料理屋の女将が、深い仲になったみたいだ 」
な~んて言っていましたが、
どうやらそれは、律にドアを開けさせるために言った嘘だったようですw
でも、このSSで松本さんと女将はちょっと関係が進展しそうですよ~
近々定年を迎える松本さんの前祝いとして、
須田が小料理屋を予約して、
松本さん・須田・律の3人が女将の店で食事を。
プラトニックな関係から抜け出せない松本さんと女将を、
どうにか進展させるべく須田は、
デリカシーのない男を演じてずけずけとモノを言い、松本さんを挑発。
そして、女将に松本さんが、
「あなたの過去なんて、私は気にしない!」と言わせることに成功。
女将は若い頃、ヤクザに囲われていたという過去があるようで、
その過去を気にして、松本との関係を進めることに遠慮していたよう。
松本さんの発言で、
これでふたりはいい感じになりそう~~ということで、須田と律は退散。
店を出て、
松本さんが上手くいきそうでご機嫌な律を見て、
須田は「もう我慢できねぇ」と、律を路地に連れ込んで濃厚なキスを。
「ここじゃ……やんねぇ、からな」
そう言いつつ、須田に股間を押し付けられて律も昂ぶって…
どこでもいいから、人目を避けられる場所へ
それさえも難しいくらいに、ふたりは求め合うことを止められなくて…
最初はいい感じのほのぼの話だったのに、
結局ふたりとも獣ですね~という、そんなSSでございました☆
付き合って1年経っても激しいなぁ~~w
でもすごく幸せそうで微笑ましくて、読めて嬉しかったです。