marun
kizudarake no renjo
本編ではまだそこまで大人のズルさを感じさせなかった笹子さんですが、
我慢に我慢を重ねて手に入れた可愛い子供を甘い拘束で縛り付ける短編です。
本編直後で笹子の手持ちのマンションへふたり揃って見に行った日の出来事ですね。
笹子が亮司を食指が動くくらいには可愛いと思い始めたことや、亮司の生きることには
前向きだけれど、生真面目すぎて己に自信がなくてネガティブで人に甘えることも
遠慮がちな子供を甘やかしたくて仕方ないと思っている気持ちがエロ心も伴って
感じられるのがいいですね。
きっと目に見えない甘い鎖で何重にも亮司をぐるぐる巻きにして逃がさない。
亮司はそんな意外に怖い一面を持っている笹子に気がつかないまま一生幸せになる
そんな予感を感じさせる番外編で良かったです。