marun
kizudarake no renjo
笹子の部屋に泊まり目覚めた時に笹子の姿が見えなかったことに少しの寂しさを
感じている亮司視点のショートです。
今まで寂しく苦しく辛いばかりの生きることだけのために必死で生きてきた亮司が
笹子と出会ったことで幸せを感じていて、それも少し依存気味なくらいと自覚してて
今まで一人でアパートで目覚めるのが当たり前だったのに今では笹子がいると
思うだけで幸せを噛み締めているのが伝わるのです。
笹子がコンビニまで行ってくると言うメモを見て、そこに笹子のタバコを見つけ
まるで大好きな人の真似をするようにタバコに火を付ける。
後はお約束のように咽せ込んで、美味しくないと涙目になったところで笹子が
帰ってきて、お前には似合わないの一言。
このやりとりで年の差カップルなんだよねと実感してしまうのです。
単に年齢だけが離れているのではない、年の差カップルってこうだよねって
すんなり思えるストーリーでした。