雀影
seiya bakuhatsusuru reajuutachi
今時まだアリなん?
って位、こっぱずかしい、豪華ホテルのスイートルームでのクリスマススペシャル。
何だかんだ言いつつ、完膚無きまでに調教されまくった挙げ句の約1年後設定。
コスプレ衣装の撮影バイトと称して、ホテルのスイートルームに監禁。
撮影終了しても、女装ドレスからの着替えは許されず、ルームサービスでの豪華なクリスマスディナー。
「特別な人と特別な夜を、」
「君自身が最高のクリスマスプレゼント」etc.etc.
こんなベタベタの台詞って、書いてるととっても楽しいだろうな。と、微笑ましく読了。
本編後半部分に新年会があったから約1年たっても彼等は彼等のままでした。
泉田は相変わらず倖太郎にコスプレをさせ、倖太郎はシナリオの為という名目の為・・・の関係。
でも実はオタクで「爆発しろ!リア充」だったはずの倖太郎は、自らリア充になってたんですね(笑)
ツンデレも相変わらずだし。
ということで、クリスマスの夜の話。
新作コスの発表会のその後、そのままの格好でそのままホテルのスイートに監禁された倖太郎は、彼とクリスマスを祝うつもりだった泉田と二人。
恋人のイベントのクリスマスなんかそれまで縁がなく、いい思い出なんかないと言う倖太郎に、想いではこれから作ればいいという泉田は早速エロモード臨戦態勢。
盛んに服を返せという倖太郎は実はそのポケットに密かに泉田へのプレゼントを持っており渡すつもりだった。
というお話。
変わらないようでいて、着実にかわっていた二人なのです。
題名が「聖夜-爆発するリア充たち」なんてついてるので、エロエロモードの小話なのかとおもいきや、ちょっと予想と違ってガッカリした感はなきにしもあらず。
もちょっと笑いのあるエロショートだったらと思わなくもないが、本編と違う味ということでこのショートになったのか?
複雑な心境でもあります。
しかしそこに愛がある・・・前進している関係であることを見せたものではあるのでしょう。
本編のおよそ一年後のクリスマスのお話だと思われます。
倖太郎がサンタコスで直己といちゃいちゃしてます。
それだけのお話。Hは全く無いです。
倖太郎はしぶしぶといった感じですが、直己はクリスマスに浮かれてます。
一年経っても直己の執着が変わらず、倖太郎にぞっこんなのは安心しましたが、直己ってこんなキャラだっけ?と思ってしまいました。
ガリオタ童貞で、直己に翻弄されるばかりだった倖太郎はちょっと大人になったな。
間違いなくこの人たちリア充です。