Krovopizza
Frenta! magazine 2013
AGFで、Renta!さんが無料配布なさっていた小冊子。
A5サイズで、約80ページと薄いですが
羽生山へび子さん『晴れときどき、わかば荘』と
明治カナ子さん『坂の上の魔法使い』の描き下ろしSSが
無料で読めるのは、なかなかお得かと☆
◆羽生山へび子【晴れときどき、わかば荘~おやおや男子会~】10頁
長崎の部屋で、ゆる~く恋バナする大輔、晃太、長崎。
晃太の恋愛事情は二人に筒抜けのようで?(壁が薄いからw)
皆でワイワイやりながら
長崎は、キヨどうしてるかな~とニヤニヤ。
長崎が脳内で思い浮かべるキヨの、
「ケイ…好いとぉよ…」って台詞に萌えました。
博多弁の優しくてあったかい響きがすごく好き☆
大輔は、ジョッキーとして復帰するも
オッサン人気しかなくて凹み気味。
そんな時、ママの店の女性客にサインを頼まれ
ルンルン店へ♪
(ついさっきまで、一条を想って照れ笑いしてたのにw)
しかし、待っていたのは年配のご婦人と、無理めの肉食系熟女で…?
ズボラでクズなところが魅力~だの
金貸したらどんな理由で返却期限伸ばしてくれるかしら~だの
好き放題言われて「一条~~~ たっけて~」と天を仰ぎ…w
やーー面白かったです☆
あと、二階の住人について少し話題が。
一階と二階とでは、あまり交流の機会がないのですね~。
教師の鮎川さんと、なにやら893疑惑のある澤村さんw
二階住人の話は、現在ihr Hertzにて続編連載中のようで
こちらも楽しみです☆
◆明治カナ子【ハレの衣】10頁
人間と魔法使いの共同利用施設が完成し
落成式が行われることになり、
リーは、ラベルにとびきりのハレの服を新調することに。
落成式はもう来週だというのに、
最高級の素材をあしらった帽子とマントを作るため
一切妥協しないリー。
青い鳥を見つけにヤンマ奥地に旅立ち、
ラベルが探しに行くと
「見ろ 尾羽が手に入ったぞ 美しいだろう!」とすごく得意気w
なんとか落成式に間に合ったのは
以前からラベルのため縫っていたマントと帽子があり
それに手を加えるだけで事足りたから…というオチ。
美しく着飾ったラベルを満足そうに見るリーの
親バカっぷりがとても微笑ましい話でした。
そのほか、
◆梶ヶ谷ミチルさん『小説家と家政夫』
◆マチサッコさん『獣のように抱いてやる』
の試し読みが、各26頁くらい入っていました。
初読み・マチサッコさんは
父の夜逃げでヤクザに拉致される高校生の話。
どんより暗い画面に、
容赦ない暴力描写、過酷な現実に耐える主人公の強さが映え
大変ゾクゾクする内容でした。続きが気になるな~~。
なかなか販促効果のある無料配布本でしたw