Krovopizza
Dear+&Cheri+ LOVERS+
充実の224頁でした!
漫画は作家さんにより頁数に差がありますが、
短くても萌がギュッと詰まった粒ぞろいの作品が多い印象。
小説は各8-10頁。扉絵と挿絵が一枚ずつあります♪
全部は無理なので、特に好きな作品の感想を…
―COMIC―
◆志水ゆき【是-ZE- -花鳥風月-】20頁
燿明に斬りかかったチンピラを追う火弦は
工事現場でヤってる(傷を治してる)守夜と隆成に遭遇。
急に突っ込むなと守夜に怒る隆成、相変わらずです。
自分を刺した男の逃げた方向を火弦に教えた後
ゲイと思われたか気にしてますw
一方、氷見。
玄間のタバコを買いに出た先で男に襲われるが、玄間が言霊で撃退!
二人は路上で傷を移し、フエラに駅弁に騎乗位に…相変わらずエロいですv
「お前が危ない目に遭うくらいならタバコをやめる」
「執着もお前への愛もガキの頃から筋金入りだ」
玄間に愛され、快楽に満ちた氷見の顔。すごくよかったです。
そして男を捕まえた火弦は、燿明に頭を撫でられ真っ赤にv
三視点の交差が面白いし、どのカプにも萌えました☆
◆左京亜也【コクロネコ彼氏のじゃらし方】16頁
苦手なマタタビに酔い、赤ちゃん猫になってしまった真悟!
仔猫の真悟は、賀神の指をカミカミしたりスリ寄ったり
異様に可愛いんですけど!賀神もついデレ~っとw
酔いが覚め、人型に戻ってHする二人もすごくラブラブ。
姿がどうあれ、互いへの愛は同じなのですね~v
◆草間さかえ「天使と悪魔」(イロメ) 4頁
未だに手を出してこないナオシを「天使かも!」と褒める光彦w
一方、小野の恋人・森崎は小悪魔乗っかり受で…♪
4頁に2カプの惚気が詰まってましたw
◆雨隠ギド【悪だくみにも花はふる 番外篇】8頁
脱☆マグロをめざす小太郎に、鷹尾はアイスで舐め方を熱血指導。
(「※この人は受です」と注意書きがww)
帰宅し、ノリノリで譲を咥えようとする鷹尾が可愛いv
―NOVEL―
◆一穂ミチ【ゆれる体温】(雪よ林檎の香のごとく) ill.竹美家らら
同人誌「なごり雪」の頃の話だとか。
桂…人前(銭湯)で志緒を裸にするのがそんなに嫌なのねw
桂の引越しを寂しがる志緒が切ないけど、鍵が一つになる日も近そうな…?
赤面し合う二人が本当に可愛い。ひたむきな熱が伝わってくる挿絵もnice♪
◆久我有加【艶に咲く】(頬にしたたる恋の雨) ill.志水ゆき
紅葉が燃えるような秋に、温泉地を訪れた瀬島と文彦。
今や一人前の藝人の文彦を誇らしく思う一方
独占欲も捨てきれない瀬島。大人気のなさが素敵ですw
洋館のホテルで、年下の恋人に甘やかされていると感じながら
情熱的に文彦を愛します。
(このシーンの挿絵!
文彦の慈愛の笑みと、瀬島のヘタレ顔の差がいいですw)
情緒ある濡れ場や、大阪弁の柔らかな魅力はぜひ原文を読んで頂きたいですv
好きな作品の番外編が載っていると聞き、どうしても読みたくなった本。
豪華なのは聞いていたものの、実際に見てビックリ!
写真ではなかなか分からないんだけれど、銀色の地のきれいな表紙、
(手垢が付きそうでドキドキする……)
A4版の分厚い本でした〜!
コミック27編、小説4編の中から
いくつかの作品に関して簡単にコメントしたいと思います。
他のレビュアーさんが既にお書きになっている作品と重なってしまうのですが、
いいものはいい、好きなものは好き、なのでご容赦下さい。
まず選んだ二編が小説なのは、好きな作品の番外ということもあるのですが
それぞれ限られたページ数の中で、読み応えがあったのはやはり小説だったかと。
いつも見ることのない特大サイズの挿絵も「萌え」ました……
♠『ゆれる体温』一穂ミチ(ill.竹美家らら)
『雪よ林檎の香のごとく』番外編。
同人誌『ランデブー』を読むと、
本編の舞台となった志緒の母校から桂が別の学校に転任していることが知れ、
その後の『なごり雪』はその転任を前にした早春のエピソードだったが、
これは転任後の秋、桂が転居する際のおはなし。
相変わらず日常の細やかな情緒を描く手腕は冴えているが、
この作中私は、「うわぉ!」と思わず声を上げてしまった場面がある。
それは家電ショップで志緒ちゃんが珍しく自分の野望を語る所。
全然ラブに関係ないし、何と言ったかは是非実際に読んで頂きたいが
彼のこういう凛とした時に目が覚めるような鮮やかさ!
桂ならずとも、惹かれて、焦がれて、本当はどこかに閉じ込めておきたくなる。
ああ、銭湯で裸を他の奴に見られるなんて、耐えられるものか!
♠『艶に咲く』久我有加(ill.志水ゆき)
昭和の前半の大阪の芸人の世界を描いた『頬にしたたる恋の雨』、番外。
六甲だろうか、ある秋の日紅葉狩りに訪れた瀬島と文彦。
独占欲を刺激された瀬島が、甘く熱く文彦を愛する旅先の一時。
こうして番外を読むと、自分で思っている以上にこの小説が好きだったのに気がつく。
古き良き柔らかな大阪弁に彩られた、正統派の大人のカップルに魅せられる。
他に面白かったのは、コミックで……
・志水ゆき 『是-ZE- -花鳥風月-』
コラボ作品というだけでテンションがあがります。
是からは玄間組と守夜組が登場。
・夏目イサク 『ボーイズトーク』(ハートの隠れ家)
「そーいやジンってさ、いつから百田さんのこと好きなんだ?」と
食後の一服タイムに泉がジンに訊ねたことから始まる回想。
泉の理解には美しい誤解もあるものの(笑)
2巻のジン&百田編への期待が高まる一編。
本編未読の作品もいくつもあったのだが、この番外を読んで是非読みたくなったのは
・左京亜也『クロネコ彼氏のじゃらし方』(クロネコ彼氏シリーズ)
いや、人気シリーズなのは承知していたのだけれど、未読だった作品。
この短い番外を読んで、一気に読みたくなりました。
マタタビ入りドーナッツを食べちゃった真悟……
マタタビ効き過ぎて赤ちゃんニャンコになっちゃって、いやん、可愛い♥
・真生るいす 『ひよこの巻』(日報群雲浪漫)
これは本編はまだ単行本化していないようす。
ひよこの可愛さとナンセンスさに、興味がむくむくと……
・花村イチカ 『愛しいってこうゆうんだ そのに』(だから君が愛しいんだ)
未読の作家さん。少女マンガみたいな繊細でお目目キラキラの絵柄で
てらいもなくただ甘〜くロマンチックで、エロ度が高くて、
こういうのってツボじゃないけれど時々読みたいよね〜と思ったのでw
とにかく、本編を殆ど読んでいる方は勿論、
ポチポチしか読んでいないなぁという方にとっても、もしお好きな作品が入っていれば
手にして損はない一冊でした。
2013年の初夏あたりから本格的に商業BLに足を突っ込んだ新参者なのですが、AGF、草間さんが執筆しているからこの本ともう一冊が欲しくてたまらなくて、前日まで行くかどうか悩んでいました。しかし、周りに聞けば聞くほど、当日はすごい人数で大変そうで。
結局、仕事が入っていけなかったのですが、後日通販が!!!!
喜んで購入いたしました。版型が大きくて、鏡みたいにピカピカでびっくり。
で、他の作品は全く知らないので、当時は草間さんだけ読んで大満足でした。
それから、たくさんBL漫画を読んできたので、今更ながら「うわ!!between the sheets の番外編載ってる!」とどんどんお得感満載に。
で、昨日、青山十三さんの靴屋シリーズを読み終え、「ん?これってDear+、まさか!?」とこの本を改めて開いたら、載ってました!!しかも四谷さんのお話。ばんざい!
今回の単行本に収録されていなかったという事は、もう他には載らないんですかね。
今年もこういう企画本が出ていたら、好きな作家さんが描いているなら迷わず買いにいこうと思います。しかし、人混みはどうにかならんですかねえ。必ず通販があるとは限らないので、心して参加せねば。
本編の番外編が載っているからと、この小冊子を購入し、この小冊子で番外編を読んで、本編にも興味をもって作品を買ってしまう…という購入ループにハマった小冊子でした。LOVEたっぷりでした!
皆様が書かれたものを除いて、ちょこっと紹介します。
・宝井理人「テンカウント」番外編
2ページ。雑誌Dear+ディアプラスの2015年2月号ふろくCDにも収録されました「ねことしろたにさん」でした。微妙なオチでしたね…
・斑目ヒロ「理想の恋人」番外編
8ページ。今まで何人とつきあったことがあるの?と問われたヨシミの答えは…?ヒロトのオチが本編さながらで面白かったです。
あと、裏表紙のイラスト、「是」の縛られ椅子に座らされた守夜&にんまり笑顔の隆成にも感嘆でした!
Dear+の誌面広告でみて、通販しました。
届いてびっくり。
思っていたよりも大きくてかなり分厚い。
かなりお買い得感あります。
私はコミックス派なので、今まで「是」のシリーズと「クロネコ彼氏」シリーズくらいしかちゃんと読んでいませんでした。
そのふたつの番外編だけが目当てで買ったようなものでしたが、読んだ事が無かった作品の番外編もちゃんと楽しめました。
LOVERS+きっかけで、本編も読みたい!と思った作品もいくつかあります。
ボリューム満点で、内容は大満足。
本当にお買い得です!
1つでも好きな作品がある方は買って損はしないと思います。
一つ難点をあげるとすると、サイズが大きすぎるところでしょうか。
冗談みたいですけどね。
大きくて重いので、ページがめくりずらくて。集中して読んでたのに、現実に引き戻される瞬間があって結構残念です(苦笑)
キラキラのシルバー装丁ですし、汚さずに、傷つけずに大事に読みたいのですけどね…