雀影
jounetsu series renzoku hatsubai kinen premium book
佳人は、さすがだ。
組長の愛人をやっていた過去は伊達じゃない。
一見、堪え忍ぶ健気な美人と見えても、手放しちゃいけない物は、しっかり離さない。
小説パートは本文42p
大まかに、A、B,C、3つのパートで構成されている。
A:もう隠居している遥の昔の知り合いに招待されて、鎌倉まで来るまで出かけた二人。
遥の連れ合いとして受け入れられ、遥の過去も少しずつだが知って、幸せをかみしめる佳人。
B:帰途、住宅地の中で道に迷い、雨も降りだし、オマケに車が動かなくなり、大きな屋敷に電話を借りに行く二人。広壮な屋敷には管理人の老夫婦。二人は電話を借りたうえに、何故かこの家に泊めて貰うことになって、、
C:後日、改めて一晩世話になった屋敷に挨拶に出向く二人。そこにいたのは、東原&執行そして上条宗親。実はこの屋敷は宗親の物だった。
お布団シーンはBパート。
いきなり見ず知らずの男達を泊めるばあさんもばあさんだが、そこで辛抱堪らなくなってガッツリまぐわうって、、、
まあ、こんなファンタジーはサービス、サービスって、軽く、ありがたく、受け止めて。
巻末には、円陣さんの書き下ろしコミックが2p
辰雄と遥、貴史と佳人、結局この中で最強なのは?
メインは遥×佳人カップルのお話でしたが
私の好きな東原カップルも勿論登場!!
最後まで読んでいくと、なるほど~こういう繋がりになるのか?!
と、思わずビックリ(笑)なストーリーでした。
2人して、久々に遥の知人のもとへ訪ねた帰りに車が急に故障して…
唯一近くにあった屋敷へ電話を借りに訪ねた。
そして管理人の好意で1泊させてもらうことに…
人ん家なのにやっぱり2人はラブラブでした(^ ^;)
肖像画が飾られてある、そこの女主人(お金持ちの2号さんだった)は
すでに亡くなられていて、今は管理人夫婦が暮らすのみ。
1人息子がいるのですが、
進学を機に1人暮らしをするようになってこの家には寄り付かない。
そして近々売却の話がまとまるみたい。
ここからです「なるほど~」な展開になるのは!
泊めてもらったお礼は早く済ませた方がいいと
2人は数日たってまたその屋敷を訪れた。
そしてそこにいたのは、な、なんと宗親?!
佳人が肖像画を見てどこかで見たように感じたのは宗親に似てたから。
はい、皆さんお分かりの通り愛人の1人息子というのはこの宗親。
なるほど~お母さんは川口組長の妾さんだったのですね。
と、ここで「なるほど~」が終わると思いきや
続いてその家から出てきたのが東原カップル?!
はいこの家を買い取るのがこの東原でして
ここがのちのち貴志との住処になるのでしょうね~vv
そして最後に見開きでショートコミックが入ってたのですが
これが1番面白いんじゃないかな?!
とにかく貴志が可愛いの一言に尽きます!!
こんな小冊子があったと知り探してget。遠野先生のお話44P+そのお話の後日談にあたる部分を円陣先生のコミカライズで2P。コミカライズ部分が好きだったので萌2にしました。だって佳人、すごいんです(笑)
遥が昔世話になった方の自宅に招かれて、二人で車でお出かけした遥と佳人。遥さんが苦労していた頃をご存じのようで、きっと可愛がってもらったんでしょうね・・夕ご飯までご馳走になり帰路についたところ、突然の大雨&車の故障。電波の状況も悪く、やむを得ず近くの広々と建てられている屋敷に助けを求めたのですが、夜中ふと目覚めると遥さんの上に女が乗っかっていて!・・というお話。
そこはなんとなんと宗〇さんのお母様が晩年過ごされた御宅。
そして今回東△さんがご購入をご検討中とのことで、執●さん同伴でご登場・・という、あらびっくりというお話でした。
宗〇さんのお母さん、晩年はちょっと寂しかったのかな。残留思念でもあったのかしら・・・と少し不思議なテイストのお話でした。
その後に続く円陣先生のコミカライズ部分が佳人パワー全開で大好きでした。
東●さんが遥さんをいつものごとく拉致って呑みに行ってしまったもんですから、ちょっとムっとしたのか、執〇さんを誘って飲みに行った佳人。東●さんはどんな方なんですか?とド直球に質問して、ユデ蛸になっていた執○がめっちゃ可愛い!!!そしてあらぬことを教えようとしてか、にじりよって・・としていると、遥と呑んでる東●さんがゾゾってるという爆笑話でした!!!!東●さんも怖くないんかーい!