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ariard
久し振りにプレイし直したらレビューしたくなってきました!のでします。
主人公は現代の日本の学生アリス。ある日白兎が迎えに来て、訳も分からず連れて行かれる。王国は滅亡の危機。新女王として即位するように迫られ、有純(アリスと呼ばれる主人公)が国王を候補者の中から選ばなければ、国は滅んでしまう。
候補者は五人。白兎、帽子屋、チェシャ猫、D&D(双子)、蛹。白兎はマイペースなオレ様(いじわる)。帽子屋は一途な紳士(隠れS)、チェシャ猫は良い奴(キュン)、D&Dは猟奇的?(二人かがりであわわ!)蛹は掴みどころがない研究者(主人公が襲い受け)で、皆魅力的です。
ストーリーも選択肢もシステムも、標準的なゲームの水準で問題なし。発売年月日が割に前ですが、全く気になる事はありません。
特出すべきはスチルの美しさです。ゲームは陵辱や複数人など、激しすぎる描写が多く苦手だと感じる方もいるかと思いますが、丁度良い程度で、過激すぎず、大人しすぎず、ロマンチックで素敵です。主人公の性格も、線の細い美少年ですが嫌みは無く女々しくもないので、無理なく好きになれます。
現国王と騎士サイドと候補者サイドに分かれおり、国王サイド関係はバットエンドですが、国王と騎士のジャックが好きな人は、続編の『アンダー・ザ・ローズ』でこの二人のルートを楽しめるようです。王様とジャックかなり格好いいので、有り難いですね( ̄∇ ̄)
皆様ご存じ『不思議の国のアリス』を下敷きにした世界観で、それぞれの物語を進めていく内に、王国の秘密を露わにしていくミステリアスな展開。世界観は耽美で閉鎖的。崩壊が差し迫った破滅的、かつ退廃的な雰囲気の中、愛を深めていく候補者と主人公の、官能的な雰囲気に浸り尽くせます。様々な主人公の表情が見られるのは、漫画や小説、CDドラマにはない、ゲームの醍醐味だと思います。
ただ、ゲーム自体の完成度に拘りがある方は、シナリオとシステムに物足りなさを感じてしまうかも(発売当初のお値段としては、それ以上です)分岐やストーリー、キャラクター同士の関係の交差の仕方は、名作に比べるとやや劣り、設定とシナリオの甘さも気になるところ(よく作られているので、嫌な感じは全くない。ただ、厳しい方は引っかかるかもしれない)
とか云いつつ、耽美の世界に浸るのに、これ以上のゲームはありません。薄暗いですが病的ではありませんし、どうしようもない気分にさせられることもありません。世界観に浸るタイプのゲームです。
声の出演も皆様感じの良い方達ばかり。上手です。
初心者の方も取っ付きやすいゲームだと思うので、是非是美プレイして欲しいです。もっとゲーム人口が増えて欲しいです。
候補者の中から一人を選んで結婚だなんて、やはり乙女チックな展開には心が鷲掴みにされます。キャラによりますがガンガン迫ってくるのもいいです。控えめなキャラは口には出さないまでも、アリスをどうにかして手に入れたいと、心の中で悶々としている感じがかなり官能的ですし、LOVEラブシーンが多いので、回を重ねる毎に近付いていく二人の距離にもドキドキさせられます。
とても大切に作られているゲームなので、是非プレイして欲しい作品です。
同人製作とは思えないほど、ボリューミーでクオリティー高かった。
選択肢が解りやすくて攻略サイトのお世話になる事は多分ない。
あったとしても簡単に一つ前の選択肢に戻れるし、薬びんという所で、誰の√に入っていて、どの選択をすると誰の好感度が上がるのか解るので、どんなゲーム下手でも思わぬ方向に行くなんて事はないと思う。
私は選択肢でどちらか迷う時間が煩わしくて、最初から攻略サイトを見るタイプなんですが、これは最初から最後まで見ることはありませんでした。
だからシステム面では良。
ただ、最初からOPムービーが流れるのが頂けない。いちいちスキップすんのも面倒くさい。
あと、画面のエフェクト?が凝っているが、処理能力が低下した当時のPCだと重くてフリーズした。
以下、キャラ感想です。
攻略キャラの第一印象は「白兎>帽子屋>蛹>チェシャ猫>D」
攻略後は「チェシャ猫>白兎>蛹>帽子屋>D」…かなぁ。
√ではなくキャラ全員合わせた好みだと、
「王様>>ジャック>>>チェシャ猫>白兎≧蛹>帽子屋>>>越えられない壁>>>D」
▼白兎
声と、童話での立ち位置から第一印象では難なく受け入れてたんだけど、なんつーかやっぱ耳がな。耳が何もかもを邪魔しとるw
あと、軽い。しかし声がいいのでそれが許される。
▼帽子屋
物腰が柔らかく、最初から有純からも好感を持たれているので、√としてはつまらなかった。
「近所の良いお兄さん」で終わるタイプ。
▼チェシャ猫
最初の印象が悪かったせいか、ツンデレさにちょっとキュンときた。
あと立絵のしょげる顔が可愛い。
唯一有純を「アリス」として見ない存在。
ただもうちょっと猫っぽさを出して欲しかったような。
水に弱いとか舌がざらざらだとか。
噛み癖ってどっちかっつーと犬っぽいんだけど。
▼D
声も見た目も双子で子供というキャラ性も苦手だったので、どうにもこうにもならなかった。
大人になった声は無理がなくて良いなと思ったが、あの芝居と声がEDまでずーっと続くので疲れる。
▼蛹
王と女王と深くつながりのある√なのに、そもそも、その部分が矛盾してるって言うのがな。
女王と蛹の瞳が同じ色な理由っていうのは結局触れられていなかったし。
キャラとしては嫌いじゃないんだが…。
▼ジャック
何でこの人が攻略できないのか。BADだけじゃ物足りないよー。
しかし腕折るのはあかん。
▼王
引くぐらいドS。攻略キャラを差し置いてキャラソンが出るのが頷ける。
王様が、どうしてそこまで王になりたかったのか、過去についてもあまり明確にされていないので、この人の考えていることがマジ謎のまま。
キャラとして最高な分、モヤモヤした。
▼有純
個性が薄い。
相手によって瞳の色が変わるので、あえてそうしたのかなと思いますが、乙女ゲームの主人公のような感じがしました。
中の人は、私の耳が確かならば、子供の頃の声もやっているんですが、女の人みたいで吃驚。
ちょっと今でも声質似ている女性声優さんにやらせているのではと自分の耳を疑っておりますw
帰りたい→帰れるかもしれないアイテム探すというベースは変わらないのですが、相手によってそのアイテムの使い方が違うのでエンディングに飽きさせない工夫が感じられました。
重箱の隅を突く様なことを言いましたが、全体的に面白かったです。
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