薔薇ノ木二薔薇ノ花咲ク(PC版)

bara no ki ni bara no hana saku

薔薇ノ木二薔薇ノ花咲ク(PC版)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
25
評価数
5
平均
5 / 5
神率
100%
媒体
ゲーム
音楽
Toni Tonic
脚本
草香祭
原画・イラスト
草香祭
オリジナル媒体
オリジナル
ゲーム発売会社
Cyc Rose(サイクロゼ)
シリーズ
薔薇ノ木二薔薇ノ花咲ク
枚数
ふろく
発売日

あらすじ

時代は、遠く大陸から軍靴の響きが聞こえ始めていた、昭和初期。
将来を約束された若き選良(エリート)たちの学ぶ、全寮制の男子学校が存在していた。
或る者は学問に専念し、或る者は独逸哲学を論じ、そしてまた遊興に耽り放蕩三昧の日々を送る道楽者さえあった。
主人公はそんな学校で小間使いをしている青年、日向 要。 
ぼさぼさの頭に時代遅れのつましい身なりで、黙々と校内の雑用仕事をしている要は、選良を自認する一部の学生から小馬鹿にされる存在だったが、時折訪れる勉学の機会に喜びを感じ、彼なりに平和な日々を送っていた。
或る日、要が唯一親しくしていた下級生の少年が、小鳥の死骸を手に要のもとを訪れる。
骸を薔薇の根元に埋めてほしいというのだ。
要は彼の頼みに応じ、小鳥を学校の裏庭にある薔薇の元に葬る約束をする。
だが、少年との約束を果たそうと裏庭を訪れた夜更け。
要の身に想像さえしなかった事件が襲いかかる――。

表題作

その他キャラ
日向 要[千葉進歩]/ 月村 幹彦[一条和矢]/ 火浦 あずさ[佐藤勇]/ 水川 抱月[森川智之]/ 木下 真弓[梯篤司]/ 金子 光伸[川田紳司]/ 土田 憲実[天田真人(現:四反田マイケル)]

レビュー投稿数2

薔薇ノ木ニ薔薇ノ花咲ク

復刻版が発売されるのを知り、すぐに予約しました。
今、PCで遊べるとは思っていませんでした。
楽しみにしています。

1

昔の傑作

神学校プレイ後、同じライターさんの作品だという事でプレイ。
以前から名前は知っていた有名作品ではあったんだけど
絵の古いイメージや公式を見たときにカードを合わせて組み合わせを決めていくという
ゲームの進行のさせ方のイメージが掴めなくて見送っていたので
発売から10年後に初プレイしたということになる。

絵が古臭くて立ち絵が微妙に感じていたけれど、正直慣れる
というか立ち絵は首折れてないか?というキャラとか居たけど
スチルになるとかなり綺麗で逆に絵のもつ古いイメージが
「あの時代」的持ち味になってむしろいい感じだと思えるようになる。

シナリオもさすが草香祭さんという感じではじめると止まらなくなる面白さ。
謎解きではあるんだけど、最初から(見てるこっち側からしたら)
あからさまに怪しい人が居るので犯人探しというより、
そいつが犯人である証拠を探していかなくてはいけないんだけど
カードを合わせてシナリオが進んでいくというゲームなので
どうしたら証拠を集めていけるのか、プレイしてしばらくは分からなくて
かなり迷った。一度理解するとそれ以降は問題なかったけど。

ミステリー系で人死はあるんだけど、あんまり怖い感じはしなくて
どっちかというと耽美系
だからといって耽美ばっかりじゃなくて、テンポのいい面白シーンなんかも結構ある。
個人的には水&金の組み合わせには爆笑した。
この組み合わせは攻受どっちでも大好きだ。

総当たりでリバなのもこの作品の売りだが、
これは無理があるんじゃないだろうかと思っていた組合せでも
不自然ではない感じなのも、流石だと思った。

PC版ではPSPやPS2では削られてしまった、らしい
(PSP、PS2未プレイなのではっきりとはわからないが)
陵辱ルートがあるのが最大の特徴といえるだろうか。
私はかなりこの陵辱ルートのエロシーンが好きで、よく見返す
特に土金陵辱とか水金陵辱は物凄く萌えた。

全てにおいて完成度が高く、人気作品だというのも納得できるものだった。
戦前の古き良き日本的世界観が好きな人には強くおすすめしたい。
あと、気にはなってるけど躊躇してる人にもおすすめしたい。
中古でも値段が殆ど下がってない・・というかプレ値ついているだけあって、
面白いです。名作です。やって損なし。

4

この作品が収納されている本棚