hadairo
bara no ki ni bara no hana saku
神学校プレイ後、同じライターさんの作品だという事でプレイ。
以前から名前は知っていた有名作品ではあったんだけど
絵の古いイメージや公式を見たときにカードを合わせて組み合わせを決めていくという
ゲームの進行のさせ方のイメージが掴めなくて見送っていたので
発売から10年後に初プレイしたということになる。
絵が古臭くて立ち絵が微妙に感じていたけれど、正直慣れる
というか立ち絵は首折れてないか?というキャラとか居たけど
スチルになるとかなり綺麗で逆に絵のもつ古いイメージが
「あの時代」的持ち味になってむしろいい感じだと思えるようになる。
シナリオもさすが草香祭さんという感じではじめると止まらなくなる面白さ。
謎解きではあるんだけど、最初から(見てるこっち側からしたら)
あからさまに怪しい人が居るので犯人探しというより、
そいつが犯人である証拠を探していかなくてはいけないんだけど
カードを合わせてシナリオが進んでいくというゲームなので
どうしたら証拠を集めていけるのか、プレイしてしばらくは分からなくて
かなり迷った。一度理解するとそれ以降は問題なかったけど。
ミステリー系で人死はあるんだけど、あんまり怖い感じはしなくて
どっちかというと耽美系
だからといって耽美ばっかりじゃなくて、テンポのいい面白シーンなんかも結構ある。
個人的には水&金の組み合わせには爆笑した。
この組み合わせは攻受どっちでも大好きだ。
総当たりでリバなのもこの作品の売りだが、
これは無理があるんじゃないだろうかと思っていた組合せでも
不自然ではない感じなのも、流石だと思った。
PC版ではPSPやPS2では削られてしまった、らしい
(PSP、PS2未プレイなのではっきりとはわからないが)
陵辱ルートがあるのが最大の特徴といえるだろうか。
私はかなりこの陵辱ルートのエロシーンが好きで、よく見返す
特に土金陵辱とか水金陵辱は物凄く萌えた。
全てにおいて完成度が高く、人気作品だというのも納得できるものだった。
戦前の古き良き日本的世界観が好きな人には強くおすすめしたい。
あと、気にはなってるけど躊躇してる人にもおすすめしたい。
中古でも値段が殆ど下がってない・・というかプレ値ついているだけあって、
面白いです。名作です。やって損なし。