kirara
saikai
こちらは、本編12巻限定版についてきた小冊子です。
表紙からしてナイジェルのワンショット・しかも悩まし気な憂い顔という『ナイジェル本』です。
内容は、ひとことで言えば『ナイジェルがカイトへの愛と崇拝を、褒め言葉を駆使して臆面もなく延々と語ってる』作品とでも申しましょうか。終始ナイジェル一人称なので余計にそういう印象です。
決して貶してるわけではありませんよ。私は特にナイジェルが好きなわけではないんですが(というより、そもそも好きなキャラクター自体いないんですが)、それでも読んでてアホらしくならない。ナイジェルのカイト好き好きビームに飲み込まれた感じです。
とにかく『アンタ、カイトのことホンットーに天使かなんかのように思ってんだね・・・』とナイジェルの肩をポンと叩きたくなりました。まさに崇め奉ってます。ビセンテレベルです(え?)。
おそらく本人も、報われないだろうことがわかってるだけに何とも切ない。切なすぎる。なんかもうここまで行くといっそ痛々しいんだけど!
失礼ながら、私自身は(作品・シリーズ自体にもナイジェルにも)一切特別な思い入れはないんですが、ナイジェル一押しの方には堪らんのではと思ってしまいましたね。