M+M
chara collection 2012
商業作品の番外編がぎゅっと詰まっています。
いくつかご紹介しますと…
円陣闇丸「Voice or Noise」番外編「好きな人がいる幸せ」
振一郎が格好良かったです!きっと一生俺のモンだから、ってセリフに悶えました。私は本編未読だったのですが、すぐさま購入リストに入れるほどの勢いのある6ページでした。
草間さかえ「夜更けに花降る」番外編「小夜啼鳥の夜」
コミック「明け方に止む雨」に収録されています。草間先生のこういうアンソロジー誌への掲載ショート作品は、コミックに入っていることが少ないので珍しく、また嬉しく感じました。高天の店で、山田と里村が食事をする話です。
砂原糖子「シガレット×ハニー」番外編「シガレット×キス」
本編が大好きな二人なので楽しかったです。寒風の中、浦木に誘われて海へ行く二人の話です。浦木が一度だけですよ、と犬の真似をするのも可愛かったですし、照れ屋の名久井が海岸でキスをするのも素敵でした。
渡海奈穂「小説家とカレ」番外編「小説家のカレ」
二人で映画デートに行く話です。
本編では、なんだかひねくれていて私の中での好感度はいまひとつだった印象の高槻ですが、芦原が高槻の扱い方、話し方を学ぶに連れて、読んでいるこちらも高槻が可愛らしく思えるようになったものでした。
(以上、敬称略)