fiona0109
samui yorudakara
本編終了後、尾崎のホテルがオープンして2人がそこで働き始めた後のとある日のお話です。
如月がシフト制で働いているため、同居していても一緒に食事する機会が少ない2人。
たまには一緒に食べたいと思って自分が腕を振るうことを決めた尾崎。
一人で近くのスーパーに買い物に行ったり、普段しない料理をし始めるのですが…。
このシリーズの本編ではほぼ全編に渡って如月視点でストーリーが進んでいたと思うので、尾崎視点でお話が読めたのが新鮮でした。
普段は心中を余り暴かない尾崎ですが、結構心の中では色々考えているんだなと思いました(笑)。
しかも如月の事を。
なかなか健気です。そして思うようにいかなくて拗ねる姿が可愛かったです。
尾崎の拗ね方が可愛いvv
大人の余裕(プライベートでは崩れる面も多そうだけど)を
かましてる尾崎もたまには拗ねる(笑)
だけど可愛いもんですよね。
寒いから好きな人の為に温かい料理を準備し一緒に食べる。
でもそれが実現しなかっただけ…(^^;)
普段からの時間のすれ違いが裏目に出たね。
でもそれに気付き尾崎の元へ忍んでいく如月に成長見た感じです。
今までの如月なら「しょうがないだろ」で終了だろうし。
その日は一緒に食べれなかったけれど
次の日は美味しい料理を2人で食べた事でしょう。
でもその前に「尾崎、如月を食す(笑)!!」
本品は『ただ一人の男5』の
初版本鋏み込み特典ペーパー になります。
今回は攻様視点でホテルも無事開業した後の
幕間的なお話になります。
如月と同居しているとは言え
ホテルのバーで働く如月と尾崎の時間は
根本的に合いません。
その日の尾崎は
不動産会社の付合いがあり
もとより帰宅が遅くなる予定でしたが
如月のシフトが早番で
日付が変わる前には帰宅するはずだと
たまには一緒にメシを食うかと思い立ちます。
如月に食べさせたことは有りませんが
他人に食わせられる程度のものは
作れる自信が有ったのです。
如月を驚かせることが大好きな尾崎は
嬉々として買い物を済ませて帰宅しますが
料理がほぼ出来あがり
あとは煮込むだけになった頃
如月から一通のメールが届き…
今回のペーパーは攻様視点で
二人のある日を描いたお話です。
付合いの酒宴を終えた攻様が
受様を喜ばせようと料理を作るのですが
バーでのトラブルから
受様が帰れなくなってしまい
攻様は一人で食事をする事になります。
せっかくの手料理も
振舞う相手がいなければ意味がなく
そうかと言って不満をぶつける事も出来ず
攻様には踏んだり蹴ったりの夜になります。
それでも帰宅した受様に
不機嫌と言わせてしまうほどに
態度に出ているのが
可愛いというか微笑ましい♪
いつもふてぶてしい程に
どっしりしている男が拗ねてるのが
萌えツボポイントです(笑)
そして最後には
受様を美味しく頂いちゃうっていうのも
すっごく攻様らしく更に萌えました(爆笑)
この巻が無かったら
受様も読者も攻様が料理上手だと
永遠に知らなかったかもですよね。
やっぱりもっと新作が読みたいです♪
番外編は、傲慢でオレ様気味の尾崎の可愛さが爆発してる(笑)
寒い夜に可愛い恋人と二人で鍋でも囲みたいなんて、尾崎自ら
如月のためにスーパーで買い物をして、早番で帰ってくる如月を
手料理で喜ばせたいなんてちょっといじらしい尾崎が可愛い。
でも、その思惑は見事に外れる事になる、トラブルで如月の帰りが遅く、
更に夕飯まで済ませて帰ってきた如月。
でも、それはちゃんとした理由があり、尾崎も連絡を入れなかったから
自業自得なんだけど、自分で作った鍋を一人で食べる侘しさに不機嫌になる。
如月は尾崎の不機嫌の理由が解らないけれど、尾崎は拗ねてる自分を
如月に見せたくなくて理由を付けて別々に寝るなんて言ってる。
しかし、一人で眠る尾崎の元へ寂しいからと如月がやってくる。
結局は・・・寒い夜だから、なんですよね。
大人の男の拗ねる様子が意外に萌える番外編でした。