てんてん
koyoi anata ni
本品は『ただ一人の男3』の
初版本鋏み込み特典ペーパー になります。
受様の助っ人話第二段(笑)
本編とは別の店の助っ人をするのですが
受様の女装が必須というお遊び的なお話です。
如月は自分の不注意で
上客の子供に怪我をさせてしまいます。
彼女はある店のホステスで
怪我した子供を実家に預ける為にと
代りとして店の手伝いを頼まれます。
しかし引受けてから説明された仕事とは
ゲイバーでのホステス役だったのです(笑)
大抵のことには心が動かない如月は
逃げる事も考えますが、
怪我をさせてしまった子供の視線にほだされて
負けて手伝う事になります。
尾崎にさえ知られなければと
件の彼女に吹聴しない様にと約束をさせますが
そんな時に限って
尾崎が店に飲みに行くと言い出して…
今回のペーパーは
今までのお話に比べてもお遊びっぽい感じです。
他の店に出る事は言っていても
それが女装したホステス役なんて
羞恥心が低い受様でも嫌なんですね♪
結構微笑ましい感じなのですが
こういう時の定番の
女装すると極上美人にはならずに
攻様にまで似合わない宣言されるオチが
また良かったです(笑)
次回が最後なのが残念だ~
本編が結構ハードだっただけに、こちらのペーパーはお口直しのライトテイスト。
頼まれて他の店に手伝いに行くという設定は、本編と同じようではありますが、実はそのお店は…。
そこでの仕事も、ただのバーテンではなく、ちゃんと衣装に着替えての…。
如月の、人に対しての感情は、まだ壊れたままといえるのですが、ただ尾崎にだけは、いろいろな感情を覚えるようになってきていて、手伝いの姿を見られたくない、見られるのは恥ずかしいと思い、絶対来るなと釘を刺していったにもかかわらず、尾崎は店に来てしまいます。
その後の二人のノリノリの掛け合いが楽しい。
そして、「意外と似合わない」ってオチが秀逸。