てんてん
本品は『ただ一人の男2』の
初版本鋏み込み特典ペーパー になります。
今回は攻様視点で
本編終了後の幕間的なお話になります。
生まれた時から極道として生きてきた尾崎は
降りかかる火の粉を払う為とはいえ
人の命を奪った過去を持っています。
それは事情と状況が異なるとはいえ
幼い如月の心に傷を作った人が物になる時であり
後悔のない尾崎であっても
夢に見る瞬間がある様な出来事であるだけに
穏やかに眠る恋人の傷を思うと
尾崎は彼への憐れみが増すのを止められません。
しかしも
尾崎が抱く憐れみは如月自身というよりも
尾崎との恋人関係によってより深まるもので・・・
今回のペーパーは
攻様視点で彼の心情を綴ったもので
今後の展開も見据えた感じのお話です。
相手の気持ちに疎い受様視点では
攻様は俺様で強引な男ながらも
自分を思ってくれている優しい男になりますが
極道の世界で組長を務めた男の内面が
優しいだけなはずもない訳でして
今回は攻様の内面が読める珍しいお話ですが
本編よりこっちの方が
攻様にとっても受様が「ただ一人の男」なのを
プッシュしているような感じです♪
本巻の書下ろし2本は
どちらも今までと視点を変えていて
新たな一面を楽しませて頂きました(笑)
次巻も楽しみで~す。