雀影
A4サイズに両面印刷のショートストーリーペーパー。
深弦をまもってしにかけた鼎がようやく退院し、あの、海辺の別荘で療養生活を送ることに。
そこへ泊まりに来た深弦。
2日のリビングへと上がっていくと、鼎はソファーで眠っていて…
という、ちゃんとしたエンディングを迎えた作品にふさわしい、甘ーいおはなしです。
これからも二人、対等な男として、そして、対等な恋人同士として、いつまでも二人、分かち難くかけがえのない関係を続けていくのでしょう。
特典ペーパーは鼎が退院後のお話。
病院を出て療養することになった鼎は別荘に滞在し、そこを訪れた深弦。
言葉遊びやりとりでもありながら、以前と違ってどこか甘さを含んでいるというか。
お互いがこの関係のこのカタチに落ち着いたからなんでしょうか。
深弦の方も鼎に言い負かされてばっかりでは…と反撃?に出て。
立場は変わらないけど深弦が、以前よりも欲しいものを欲しいと素直に求められるようになったように見えました。
求めても拒絶されないと思える何かを手に入れたというか。
短いお話だけど、最後の鼎の命令?に萌えました。
ヤバイ…。
本編より糖度高めな気がしたSSでした。