むつこ
お二人の昔話がとっても面白いです。
BLCD発展の歴史みたいなものが聴けるのがたまらんです。
小杉さんいわく、初期の初期はストーリー性皆無の濡れ場のみっていう作品ばかりで、事務所に「俺、もうこういうのやりたくない」って言ってたことがあったとか。
そんななか、阿倍プロデューサーが腐女子の救世主として颯爽と登場し、ストーリー性のある作品をどんどん世に出すようになったんですよね。
フリトをくっつけたのもインターが先駆けで、最近の声優ファン増加の流れとも連動してて、ファン層を増やしていった理由の一つになったんだろうなァとか、色んなことを考えると非常に感慨深いです。
また、昔は声優さんが、こういう作品で堂々と名前を出してお仕事をすることがなかったという話も興味深いです。BLの仕事がキャリアを汚すどころか、逆にキャリアの一つになるという時代の流れの面白さ。
まあでも、そうやって切り開いてきたインターが、今や…。なんでなんでしょ。しょーもない作品ばっか作ってるのに生き残ってるところが山ほどあるというのにさ。不況か。不況が全部悪いのか。
模擬収録では、小杉さんのショタ演技が素晴らしかったですw
旧版漁りをしてる方にとって、裏話シリーズの中でも後回しにしてしまいがちの一枚かもしれないなァと思いますが、面白さは掛け値なしです。保証します。