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2008年に発売された本作ですが、他のBLゲームをやっていてもいまだにこの作品の事を思い出してしまうので今回レビューしました。
sweet poolについて
・「愛」でもなく「恋」でもない何かから始まる関係性
・明確な「ボーイズ」「ラブ」ではない
・明確な「ハッピーエンド」は…奇跡が起これば…?
作品本編については他の方が素敵な感想を書いてくださっているので、私はまだ書かれていない「ライナーノーツ」の感想を書こうと思います。
ライナーノーツ…クリア後に閲覧できるようになるスタッフコメントのことですが、ここでの虚淵さんのコメントが当時とても心に残りました。
兄ブランドの虚淵玄さん(今や魔法少女や特撮作品に引っ張りだこの有名脚本家ですが…)が作品に関わっているのはキラル作品ではおなじみですが、本作「sweet pool」ではアドバイザーというポジションでした。
彼がスタッフコメントで「sweet poolを作る時、淵井鏑(ライター)に、”プレイヤーの萌えに媚びるのではなく、自分が本当に書きたいものを書け”とアドバイスした」(要約)と明かしていたのを見て、凄く合点がいった覚えがあります。
商業作品で「奉仕よりも自慰を優先させろ」なんて、多分ニトロの妹ブランドでなければ言えないし出来ない事だっただろうとも思います。
そう思うと、商業作品で自分の好きなように書くことを許された淵井さんはちょっと羨ましい存在に思えます。笑
勿論BLゲームをプレイする以上、カップリングやキャラ萌えはあってほしいですし、奉仕の精神も忘れないでほしいのですが、たまにはこういう作品も良いなぁと思わせてくれた一作です。
哲雄×蓉司はどのエンドもラストの文章が印象深く、余韻に泣きしました。後から後からじわじわと滲み出るような味わいのあるゲームでした…。
映画や小説のようなシナリオ/グラフィック&演出良作です。
ビターエンドしかありませんが、後味は悪くなく、余韻が印象深いです。
CDやノベライズ等が攻め視点になっていて、ゲームを補完しています。
個人的には、この補完があっての★4つです。
いい作品ですが、本編だけでは不十分と感じました。
愛とか恋とかの次元を越えたものをテーマに展開するので、この部分を楽しめるかが鍵です。
攻略キャラは3人ですが、ビターでもグッドエンドになるキャラが1人しかいないため、この辺も要注意。
救済としてオススメなのが、CDやノベライズ。
こちらではゲームではほとんど語られない攻め視点での補完があるため、セットだとビターな印象が軽減されてかなりマシです。
とくに、本編で無口すぎるメインヒーロー哲雄視点のノベライズは必見。
私はこれを読んでようやくゲームをコンプした気分になりました。
良作だと思いますし、シナリオも素晴らしいですが…人にすすめにくいですね。
やり終えたあとの余韻がいつまでも残りました。つねにスイプーの哲雄と蓉司で妄想してます。
善弥のナタデココのシーン。
「ぷるぷるがとれなーい」と言いながら、缶に舌を突っ込んでます。
飲み口で舌が切れて血だらけです。心の臓が冷えました。
が、善弥はそんなところが魅力的です。
哲雄と蓉司、どちらも口数は少ないですが見えない何かで繋がってるなと思います。
蓉司は儚げでエロいし、哲雄はむっつりな所がかっこいい。
スイプーのキャッチコピー
『─永遠に続くものって、あると思うか。』
残念ながら……ないですよね。
でも、哲雄と蓉司の関係は永遠であって欲しい。
『恋ではなく、愛でもなく。もっとずっと、深く重い─』
恋でもあって、愛でもあって、それ以上の何かがある。本当に奥深い。
※ここからは妄想※
純成と仲良く3人家族という設定で。
最初は良いかも知れないけど、純成は我が強そうだから、そのうち哲雄を誘惑しちゃいそうだし。
蓉司が嫉妬で狂うのも面白そう。
哲雄が「純成はまだ子供だ」なんて言ったら、蓉司泣いちゃうかもね。
泣いてる蓉司を宥める哲雄も見たい。
純成は蓉司を苛めるのが好きで、泣いてる蓉司を見ては陰でニタ~って笑ってそう。
ニトキラ3作目ですね。
たたなかなさんが原画から外れたこともあり、
世界観がガラリと変わりました。
全体的に暗い話で、病みとか血とか内臓系とかもあるので
私としては、「うーん」って感じでした。
前の2作が神過ぎたのでしょうか…?
ハッピーエンドも、「えっ、これがハッピーエンド?うそー!」ってな
感じでした。
2周目はしませんでしたね…。
うう、ごめんなさい。
ニトキラは基本的にとっても好きなのですが、
今作品は、ちょっと…って感じでした。
あらすじ
人間ではない別の生命体が存在する…?
人間の身体の中に…。
彼等は生きるためにその手段をとるのだ。
別の生命体は「オンヌシサマ」と時に呼ばれる存在。
ソレが体内に入り適合した人間。
人間の男にしか寄生できないソレは
体内でオスとメスに別れる。
ソレを宿す男のオスは強靱な肉体に…
メスを宿した男は…?
登場人物
主人公:崎山蓉司(通称:よーちん)
病弱が故、高校を1年留年してる。
控えめで寡黙な性格。交通事故で両親を亡くし
肉親は姉だけ。姉は嫁いでしまったので
今は一人暮らしをしている。
ある日欲望を刺激される匂いを嗅ぎ
オ●ニーしたら突然精●から血や肉片が(゚д゚)!
城沼哲雄(通称:哲雄)
よーちんのクラスメイト。
気になる視線をよーちんに向けてくる。
無表情・無口なのでイケメンなのに
「ちょっと何考えてるか分かんないですね」で
怖い。秀才で何でもできるので
女からモテモテである。
三田 睦(通称:まこと)
よーちんのクラスメイト。
友達たくさん!クラスのムードメーカー。
控えめで留年してるよーちんを気に掛ける。
大食いで、ポテト食べてる。
哲雄が気に入らない様子。
翁長善弥(通称:善弥くん)
「ねーねーよーちーん❤」と何かあるごとに
よーちんに突っかかる変人。
イッチャッてる言動・特徴的なビジュアル。
善弥君ごっこが楽しめそうだ。
よーちんと同じ年。
元暴力団組長の翁長邦仁の息子。
姫谷浩平(通称:キタニ)
翁長家の世話役。ダンディな元極道。
翁長邦仁(通称:善弥パパ)
善弥のパパ。元暴力団組長。
口癖は「おんぬしさまぁぁぁぁ!」
上屋武彦(通称:上谷せんせー)
化学教師でよーちん達の担任。
なんか胡散臭くてエロい先生。
【感想】
面白かった!
短かった!(笑)
フォト
設定画面とかセーブ画面とか見辛いですコレw
音楽かっこよかった。
お話としてはよく纏ってるんだけど
何か物足りないよね。
だって7時間かからずにクリア出来てるって
相当短いよ?wそれで6000円以上するんだよね。
高くね?(笑)まぁ面白かったから良いけどw
物足りなくて小説版sweet pool買いましたw
哲雄視点で描かれてるんだけど
面白かったです、とても!
(コミックは絵が好みでなかったので買わなかった…)
でもなんでこの量でわざわざゲームにしたんだろう(笑)
まぁ、こんな作品があってもいいよね❤
咎狗やLamentoに比べるとボリュームは控えめです。
といっても物足りない感じはなくスチル数は多いので薄っぺらい印象はありません。
基本的には「本能」と「理性」の選択で、ドクドクいうBGMを聞きながらフィーリングで選びましたwww
ストーリーは、蓉司と哲雄を中心に彼らの抱える秘密に迫っていく物語です。
苦手意識を持っていた哲雄と徐々に近づいていく過程はBLとしての萌えもありますv
二人の間の強い絆は描かれていますが、果たして恋愛なのか友情なのか。
そのあたりはプレーヤーの受け取り方次第といったところでしょうか。
ニトロらしい?相変わらずグロ雰囲気入っているので、要注意です。
フルコンプして、やったー!という気持ちよりも、「あぁ終わっちゃったのか…」という
気持ちの方が大きかったです。どのエンディングを見た後も、放心状態というか、気持ちは引きずられたままというか、どうしてもその後はどうなったのかとか、考え方によっては
こういう意味合いもあるんじゃないかとか、悶々といろいろ考えてしまいました。
そういう作品です。
わかりやすいハッピーエンディングは1つもないですが、だからこそこの作品が生きるのだと勝手に思っています。とは言っても、やはり幸せな明るいみんなも見たい!という気持ちもありまして、コンプ後、即ドラマCDを購入しました(笑)
設定も独特ですし、女性向けとしてはグロ描写もわりと容赦なくあり、万人受けする作品ではないと言われていますが、確かに人は選ぶと思われます。
グロ描写は人によって感じ方はそれぞれだと思いますが、わたしはプレイしていくと自然と慣れてきました。スチルありの描写もありますが、絵も美しいですし、「よっしゃ、くるぞ!」と覚悟して見れば意外と大丈夫でした。
哲雄と蓉司が、ゆっくりゆっくりとお互いの距離を縮めていき、心通わせ、『ずっと一緒にいよう』と約束する。よかったー!と喜べる結末はありませんが、ラーメンのシーンや屋上のシーンなど、2人の数少ない言葉を交わす場面が微笑ましかったです。
それがまた切ないのですが…!もっと2人の幸せな姿を見たいという欲が出てきます。
好きとか愛とかは置いておいて、2人のこれからをもっと見ていたい!
でもそんな簡単にはいかなくて…切ないです。
そして最後の最後で見れるエンディングがこれまた憎いのですよ…!
小さな光が見えたような、でも…。人によってとらえ方が違うであろう終わり方でしたが、でも、きっとこれ以上の終わり方はなかったのではと思います。
やっぱり他のBLゲームと一味違うよなと改めて感じたエンディングでした。
音楽もよかったです。キャストの方々も申し分なし。哲雄のいい声にやられました。
プレイし終えて、いろいろ考えて、最終的に思ったのがこの作品に出会えてよかったなぁということでした。きっと、ずっと忘れられない作品で、時々また「こういうとらえ方もあったのかな」とか考えてしまうのだと思います。静かに泣ける作品でした。
一言では説明しきれないゲームですが、コミック化やノベル化もしておりますし、好きな方はかなりハマれる作品だと思います。
あまり雰囲気の暗い話は好きじゃなかったのですが、思い切って買ってみました!蓋を開けてみれば、私好みのシナリオでした!!!咎狗もlamentoもプレイ済ですが、ちょっと方向性が違うのが斬新で面白かったです!!
ただ、生理的に不快な描写満載なので例え咎狗でケイスケの腸EDに耐えたとしてもなかなかこのグロさはハードルが高いですwww。
攻略対象は善弥・睦・哲雄の3人、程よいボリュームで、メインキャラの哲雄のみEDが4つあります、CGもBGMも話にあっててすごくキレイです!濡れ場のCGも汁気があって見てるだけで色気が伝わってくる。
このゲームの濡れ場は凌辱もありますが、やはり哲雄と気持ちが通った時に交わしたエロがエロと表現するには軽い程、神聖なものを感じましたね、lamentoのライコノの濡れ場みたいな感じかな。
お互いに「愛してる」「好きだ」なんて言葉は一切ないんですが、それが行動で現れてて濡れ場でも感慨深いものを感じました。
らびゅらびゅなBLドリームが好きな方には向いてないかも・・・。
とにかく泣いた。
いままでのBLゲームでは考えられないほどの涙を流し、深く考えられさせられた作品でした。
ニトキラさんの作品は世界観が独特ですぐに引きずり込まれてしまうんですが、sweetpoolの世界観にはゲームコンプリート後、一週間ほどぼうっと余韻に浸る…というか引きずられたまま何も手に付かない状態が続きました。
必ずしも幸せ…とは言えないENDばかりでした。でも、どれもとらえ方によっては究極の愛であり、悲劇であり、ただの幻想でもある……
そんなENDの終わり方、特に最後に見ることのできるENDには、終わったあと夜中にも関わらず大声で泣いてしまいました。
ファンタジーなのに現実的で、遠くの世界のことのようで非常に身近に起きていそうでもある。そんな世界観にどっぷりと嵌まってしまいました。
グロい作品だといわれていますが、絵にそんなにはグロさは感じませんでした。グロイとすれば音のほうかな?内臓系がダメな方にはあまりおススメできないです。
とはいえ、音楽も素敵で、すでに王道BLに慣れてしまった方にはぜひすすめたい素晴らしいゲームだと思います(´・ω・`)ノ
全体的に、ハッピーエンド・・とは程遠いようなエンドを迎えてしまうこの作品ではありますが、作品自体のクオリティは凄く高いな~と感じました。
思わず夢中でクリアしたのを覚えております。
もちろん、絵柄的なもの・音質的なもの。すべて。
ある意味、これが一つのハッピーエンドなのかなと思ってみたりもしています。
思い出すと、ドラマCDとか発売されたものも欲しくなってしまうwうずうず
カップリングが少なかったのと、恋愛要素が少なかったのはちょっと残念ですが。
もうひとつ言えば、グロも、強姦もきらいじゃない。
けれども、私の萌ポイントのひとつとしては、やはり受は感じていてなんぼなわけで、どんなに狂気めいたことでも感じていないと萌えないわけなのです。
設定はよかったんですが、ヨージがまったく感じていなかったので萌が激減したようなきがしました。
昔はさ、つっこんで、つっこまれてれば何でも良かったって時代もあったんですけどね~~。
こ、これが大人になるってことかしら!!?←違う
オスとかメスとか。
攻略ルートを使っての攻略だったので、ちゃっかり城沼を最後にまわしたんですが、これはこれでよかった。何せ、順番が、徐々に真相がわかるような感じでプレイできたので^^
フフww
しかしさ~しかしだよ。
なんかみんな幸せになってほしいね。
うん。
コンプリート後に出るイラストが明るかったのが一番の救いなのかもしらない(笑
プレイに関しての諸注意。
かなりグロテスクな表現が含まれます。
血みどろです。
翁長くんの死亡エンドのところ。
駆けつけた姫谷に「俺、メスじゃないのに子供生んじゃったみたい」と、自分のはらわたを抱き、「あげるよ俺の子供」と姫谷に渡すシーンがあります。
個人的には切なくてボロ泣きだったんですが、苦手な人は苦手かも。
スキップしようが何をしようが、9割はグロが付きまとうのでだめな人はだめなんだろうな~。
ご注意ください。