umeair
Q no konin
現在もランキングに入っている『Qの婚姻』、
好きすぎて電子でも紙でも購入してしまいました。
読み返すたびに何度でも泣けてしまう、
自分の中での今年上半期ベストの一冊です。
こちらはそんな作品のコミコミさん特典リーフレット。
魔王様によって復活した取り巻き達の中の、ガイコツ視点のお話です。
自分は空っぽなので何もわからぬ。
アンデッドだからなのか、誰よりも早く復活したからなのか、
案の定なんの役にも立たないー
と自己評価しているガイコツ。
↑この”なんの役にも立たない”の独白部分。
泣いている魔王様を笑わせようと、後ろから懸命に
おかしなポーズを取っているのですが、魔王様には気付いてもらえず…
せ、切ない。。
そんなガイコツは、魔王様が勇者から手渡された花束を突き返すシーンも
目撃していました。
そしてそれから紆余曲折を経て今やっと、やっと、
勇者と結ばれ心からの笑顔を見せる魔王様。
”何もわからないし何もできないが”
”魔王さまが笑っていてくれるとうれしいのだ”
という最後の独白、そんな二人を見つめる
ガイコツくんの優しい視線(目はありませんが…)。
そんなガイコツ視点での勇者×魔王の恋愛譚への想い、
グッときます。刺さります。
で。
最後の最後に、またしても
「あれ?わたしのろっこつ(肋骨)...」とワタワタ慌て、
魔王さまに冷たく「しらん」と言われているー
というオチ!w
果たしてその肋骨のゆくえは…?
なんと、魔王さまのヘアアクセになっていた!
ラスト1コマで思わずうふふと笑顔になってしまう、
そんな温かい「ガイコツ」視点の物語でした(*´˘`*)