てんてん
kakushiteru tsumorino, kawaii hito
本品は『隠してるつもりの、かわいいひと』
のコミコミスタジオ特典ペーパーです。
本編後、岩崎の誕生日のお話です。
恋人の誕生日のお祝いの食事は何料理が一般的か。
グルメライターとしても活動する稲見は
恋人が食べたいといったジャンルの中でも
彼好みの店を予約する事ができると自負していました。
しかしながらスーツ姿の時は格好良くて
女装すると凛々しい美人になる恋人は
俺が好きな焼肉の店に行こう
裏メニューのお肉がすごく美味しくて
食べてもらいたいから予約しておくね
などと言って、てきぱきと予約してしまい・・・
A4サイズ両面にて稲見視点の小話です。
詩文の誕生日ディナーの予約なのに
そういうところがかわいいし
美味しいと思うものを食べさせることが
プレゼント化のように感じているらしい様子が
かわいらしくて仕方なくて
そのお店にルンルンと向かう稲見を待ち受けていたりは
恋人だけではなく大柄で恋顔面の雄獅子のような男が
待っていて・・・と言うお話なのですが
一緒にいたのは光毅の兄で稲見的には一安心なのですが
光毅的にはちょっと残念な事になっていて
少しずれてる光毅が面白かったです。
めんどくさいからあんま特典レビューしないんですけど、これは可愛い。あまりに可愛いので、めちゃおススメしたいです。
++
お話は、光毅の誕生日のお話なんです。
二人でお祝いごはん♡に行くお話なんですが、現地集合としたところ、
先に来ていた光毅の横にはだれか男が座っていて(# ゚Д゚) というお話です。
そもそも自分の誕生日なのに、「自分の好きな焼き肉店!食べてもらいたいから!」とかって自分で予約するんすよ、天然w?社長の有能な部分?意味わからんww
そんな可愛いところが、SSならではの力抜けた感じのエピソードになっていて、
「ああーーーーー可愛いっ」とちょっと悶えるものでした!
『隠してるつもりの、かわいいひと』コミコミさんの限定SSペーパーのこちら。
攻め・稲見視点で光毅(受)への想いが語られていて、
ああこれ、できれば本編で読みたかったなあーー…!と思いました。
光毅の誕生日のお祝いに、光毅自身が提案し予約までしてしまった
焼肉店へと向かった稲見。
予約席に赴くと、なんとそこには光毅の肩を抱き寄せ、
親しげに話す強面の男性の姿が…!
一瞬、「その人は僕のものだ!」と言い出しそうになった稲見。
しかしその時、彼が以前、経済誌でチラ見したことのある光毅の兄であると
気がつき、危ういところでしたが丁寧に挨拶、自己紹介をします。
その兄が去って行った後、なんだか拗ねているように見える光毅。
よくよく聞いてみると、怪しい人に絡まれているーと誤解し
稲見に立ちはだかってみたかったようで…
(自分でも自分が拗ねてる原因をよく分かっていなくて、
結局稲見に言い当てられているところが可愛い(*´艸`))
一方、稲見は稲見で光毅の大学時代の話を聞き、
どうも光毅に特別な思いを寄せていたらしい友人に嫉妬し、
拗ねた気分になっていて…
痴話喧嘩にもならない、二人のこのラブラブっぷり!
ごちそうさまです(*´∀`*)
で、その後、稲見から光毅へ誕生日のプレゼント。
その特別な腕時計は、中の機構が丸見えの、スケルトンクロノグラフ。
本編では光毅が、秘密を抱えた自分のことを”ミステリーロック”に例え、
謎が解けてしまったら魔法は消えるー
と独白する描写がありましたが、
稲見からのこの贈り物は隠し事なんて全くない、
中が丸見えの腕時計。
本編の中のネタとリンクしているところが、素敵・:*+.
腕時計の贈り物は、”一緒に時を刻もう”という意味ですー
と稲見が告げると、照れて真っ赤になってしまった光毅。
”ほんとうに、なんてかわいいひとなのか。”
という最後の稲見の独白に、愛おしく思う気持ちが
ぎゅぎゅっと詰まってます✧*。
二人が互いを見つめ合う、あまーい視線が思い浮かぶ、
最高に甘い”誕生日の夜”のお話でした。(in焼肉屋だけど!笑)