umeair
kakushiteru tsumorino, kawaii hito
『隠してるつもりの、かわいいひと』コミコミさんの限定SSペーパーのこちら。
攻め・稲見視点で光毅(受)への想いが語られていて、
ああこれ、できれば本編で読みたかったなあーー…!と思いました。
光毅の誕生日のお祝いに、光毅自身が提案し予約までしてしまった
焼肉店へと向かった稲見。
予約席に赴くと、なんとそこには光毅の肩を抱き寄せ、
親しげに話す強面の男性の姿が…!
一瞬、「その人は僕のものだ!」と言い出しそうになった稲見。
しかしその時、彼が以前、経済誌でチラ見したことのある光毅の兄であると
気がつき、危ういところでしたが丁寧に挨拶、自己紹介をします。
その兄が去って行った後、なんだか拗ねているように見える光毅。
よくよく聞いてみると、怪しい人に絡まれているーと誤解し
稲見に立ちはだかってみたかったようで…
(自分でも自分が拗ねてる原因をよく分かっていなくて、
結局稲見に言い当てられているところが可愛い(*´艸`))
一方、稲見は稲見で光毅の大学時代の話を聞き、
どうも光毅に特別な思いを寄せていたらしい友人に嫉妬し、
拗ねた気分になっていて…
痴話喧嘩にもならない、二人のこのラブラブっぷり!
ごちそうさまです(*´∀`*)
で、その後、稲見から光毅へ誕生日のプレゼント。
その特別な腕時計は、中の機構が丸見えの、スケルトンクロノグラフ。
本編では光毅が、秘密を抱えた自分のことを”ミステリーロック”に例え、
謎が解けてしまったら魔法は消えるー
と独白する描写がありましたが、
稲見からのこの贈り物は隠し事なんて全くない、
中が丸見えの腕時計。
本編の中のネタとリンクしているところが、素敵・:*+.
腕時計の贈り物は、”一緒に時を刻もう”という意味ですー
と稲見が告げると、照れて真っ赤になってしまった光毅。
”ほんとうに、なんてかわいいひとなのか。”
という最後の稲見の独白に、愛おしく思う気持ちが
ぎゅぎゅっと詰まってます✧*。
二人が互いを見つめ合う、あまーい視線が思い浮かぶ、
最高に甘い”誕生日の夜”のお話でした。(in焼肉屋だけど!笑)