umeair
tsumasaki no ajisai
「つまさきの紫陽花 1」コミコミさん有償小冊子のこちら。
ホワイトデー間近ですが、こちらは二人の特別に甘い日、
バレンタインデーについてのお話です。
レビュータイトルどおり、甘くて、甘くて、甘い…!
でもそれが全く糖分過多ではなく、心地よく蕩ける甘さ(*´˘`*)・:*+.
電子版も購入済みでしたが、コミコミさんの特典付き紙本をお迎えして
良かったなあ、と思える小冊子でした。
以下、内容と感想を。
バレンタインデー当日の午後、あおが予約してくれたカフェレストランへ
やってきた二人。
上質で雰囲気の良い店内にビビり、焦る想に
あおは「大丈夫大丈夫」と返しますが、
「いや、スイーツって名前ムズイじゃん 選べないもん俺」とワタワタする想。
半個室の部屋に通され横並びに座り、渡されたメニューを見て
想は「やっぱ呪文がかいてある」と笑
しっかりコースにしているあお、さすが!!できる男...好き✧
そんなやりとりの中で、ふと目と目が合って…
”んっ”と唇を突き出す想に、あおは優しいキスを。
(もうここ、きゅーーーーーん!と刺さりまくり)
そんな甘い雰囲気の二人のもとに、料理が運ばれてきます。
「季節のグラタン」が思いがけず甘く、
「甘い!俺の知ってるグラタンじゃない」「おいしい!」と大興奮の想。
”かわいい…”と思っているあおの後ろ姿が描かれてますが、
どっちも、二人とも可愛いよーーっ…!
あおもフルーツグラタンを口に入れ、
「いちごか…でも洋梨も入ってるな」と冷静に分析しながら
静かにテンションの上がってるあお(*´艸`)
隣の想も「おれあったかい果物って初めて食べた!イケるかも!」と
テンション爆上がり、そんな想が可愛くて仕方ないあおのながーーーーい
「………」のあとの、「うん」にも萌えて萌えて胸がきゅーっとします。
(赤くなってる顔がたまらない//)
想へ注ぐ愛の大きさ・深さが伝わってくるー・:*+.
そしてそこから、想は記念日への正直な思いを語ります。
「記念日とかイベントごとってそのうち忘れるようになるくらいなら」
「はじめから特別な日なんてない方がいい」
と思っていたけれど、
「一人だったらおれが一生知らないままだったこと」
「あおといると増えてくのが嬉しい」
と。
自分で言ってて恥ずかしくなり、「ハズ!!!!!」と叫んじゃう想を、
愛おしい思いで頬を染めて見つめるあおの視線が、どこまでも優しい✧
「続きは帰ってからシよっ」と締め括られる会話にニヤニヤしてしまう...(。-∀-)
最高に甘く、圧倒的幸福感に包まれるバレンタインの一幕、
チョコレートのご褒美のような小冊子でした✨