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otouto no otto
当事者である友人にモーレツに薦められて、夫と一緒に観ました。
涙なくしては見られませんでした…
せつない、心温まる、ほっこり、だけじゃない。
女性の性すらもきちんと描かれており、なにより同性愛について深く考えさせられました。
夫も「すごい。かなり良く出来た作品」と言ってましたね。
一番主婦として救われたというか…よくぞこの言葉を原作通り入れてくださった…ありがとう…と思ったのは、マイクが主人公に言う
「毎日ご飯つくって掃除して洗濯してる、それは立派なお仕事でしょ?」
というセリフ。
そこには「製作陣、攻めてるな」だけで終わらない、彼らの挑戦がうかがえる。
専業主婦・専業主夫に対する世間の偏見や、もちろんLGBTに関して、こういった
「いろんな人がいる。みんなそれぞれ違う。それが当たり前なんだよ」
っていう考え方が本当の意味で "普通" になってほしい。
みなさんの演技も素晴らしいんですが、特にやはり主人公の佐藤隆太さんが良かった。
カナダ人設定であるマイク役の把瑠都さんはエストニア出身なので、英語の発音が全っっっ然カナダ人に聞こえなかったのが個人的にめちゃくちゃ気になりましたが、それ以外のビジュアルや雰囲気は本当にそのまんまだったので、ほぼ違和感なかったです。
演技力も、もちろんベテラン俳優ではないので「演技してる感」はどうしても出てしまうけど、それでも連続ドラマ初挑戦とは思えないほどものすごく自然でした。
老若男女問わず、LGBTに偏見がある人にも、逆に偏見がない人にも、一人でも多くの人に見てほしいです。