umeair
Chara Birthday Fair 2024 Ⅳ
キャラ文庫さん創刊27周年記念バースディフェア特典小冊子のこちら。
クリアカードとこの小冊子が欲しくて、何冊か小説を買い足しました。
Ⅳのこちらは、神香うらら先生・宮緒葵先生・夜光花先生の御三方の作品番外編。
全て比較的最近読んだ作品なので、本編を思い出しながら感情移入できて、萌えを存分に吸収できました。嬉しい(*´˘`*)
以下、それぞれの感想を。神香先生の作品をつい先日読んだばかりなので、そちらだけ長めになってしまうかも。。
◆「ささやかな秘密」
(「事件現場はロマンスに満ちている」番外編)神香うらら先生
ロスのアパートで、お向かいさん同士になった二人。ある時雨音の部屋が断水となり、復旧するまでワイアットの部屋を使うことになり、彼のいない間に部屋を訪れた雨音は、思いがけないものを発見し…
という内容です。
ツイッターをエックスとは呼ばず、頑なに「ツイッター」って呼び続けるところが雨音らしくて笑っちゃいました。
書類の雪崩で大きな物音がしたワイアットの書斎に入り、雨音が見た物。
もーこれ、ワイアットの熱くて大きな愛が伝わってきて、キュンとしてしまった…!
その後Xのアカウントを削除して、雨音が決意したことも素敵。
甘くてくすぐったい番外編でした✨
◆錬金術師の最高のケーキ
(「錬金術師の最愛の悪魔」宮緒葵先生)
驚くほどに料理の才能がないフレイが張り切ってバターケーキを作ろうとするお話。
慌てたルベドが宰相ジョセフを連行…ではなく連れてきて、見張り…ではなくお手伝いしながらケーキを完成させます。
やっぱり最後はルベドの「くそ、ちょろ可愛い…」の一言で締めくくられるオチに笑ってしまった〜。楽しいお菓子作りのお話でした◎
◆魔塔主は皇子びいき
(「無能な皇子と呼ばれていますが中身は敵国の宰相です」番外編 夜光花先生)
竜退治を助ける見返りとして竜の死骸を2体手に入れ、研究ができる♪とウキウキしている魔塔主・レオナルド視点のお話です。
ベルナールを親と思い込んで懐く子竜・フレイがかっわいい…!
そして「実は内部から帝国を滅ぼす気かもしれないぞ?」と呟いたベルナール皇子の言葉、レオナルドは完全にジョークだと思っている描写に思わず悪い顔でニヤリ( ̄∀ ̄)真剣に心配して強張った顔してるシュルツがちょっと可哀想でした笑
ああ、早く本編の続きが読みたいなあ、もう一度おさらい読みしておこうかなあ…とソワソワしてしまう、期待感溢れる番外編でした。