陵々
ookamisan to himitsu no itoshiko
本編で2歳のユキハくんの保護し、森に隠れて生活をするようになったゼノさん。それから3年、ユキハくんが5歳頃のお話が書かれています。
冬の夜、目を離すことが出来ないユキハくんが眠っている間に食料となる野生動物の狩りをするゼノさん。しかし運悪く、川に落ちてしまい風邪を引いてしまいます。
ユキハくんのご飯を用意は出来てもそれ以上は何も出来ず、ユキハくんにいい子にしているようにと言い聞かせ、眠りにつきます。
そしてやっぱりユキハくんはいい子ですね。子供ながら看病をしようとする健気さが堪らないです。
本編ではあまり読めなかった、幼いユキハくんとゼノさんの愛しいやり取りがほっこりして可愛いです。