てんてん
kodoku o shiru mahoutsukai ha reirina kurokishi ni dekiaisareru
本品は『孤独を知る魔法使いは怜悧な黒騎士に溺愛される』の
初版限定ペーパーです。
ある日のエリューンの小話になります。
魔術師の塔から城に向かう渡り廊下にて
エリューンは追いかけてきた若い魔術師に呼び止められます。
彼は最近熱心に学んでいる魔術師で
エリューンの結界の魔法陣を簡略化したという
術式を書いた紙を差し出します。
エリューンの魔法陣に比べると強度は弱いものの
式はきちんと組み立てられています。
エリューンがいいと思うと褒めると後輩は嬉しそうに
もし時間があったら物理結界について
もう少し教えて欲しいと言います。
特に用事の無いエリューンは是と答えようとしますが
トージュにオーガスの事について話があると言われ・・・
B6サイズ横長片面2段組の番外編は
トージュが嫉妬する小話です。
エリューンは物理結界の得意な魔術師を教え
トージュとともにその場を離れますが
トージュは魔術師達とは一線を引いているエリューンが
親しげに強いる様子に嫉妬して引き離しただけで
オーガスに関する話等何もないのですよ(笑)
トージュは心が狭くて申し訳ないと反省しますが
エリューンにとっては嬉しいばかりという
何とも甘やかな小話でした。
不器用なトージュにフフッて笑ってしまいました♪
「孤独を知る魔法使いは怜悧な黒騎士に溺愛される」の番外編SSのこちら。
あまーいお話で、読みながらニヤニヤしてしまいました( ̄∀ ̄)
エリューンが年下の後輩からの質問に答え、後輩がさらに質問を重ねようとしたところに割り込んできたトージュ。
「陛下のことで話がある」なんて言いつつ、実は後輩の頭を撫でているエリューンを見て嫉妬してしまった…と告白。
ずっとずっと追いかけ想い続けてきた人からの思わぬ告白に、エリューンは嬉しさを隠せずーー
といった内容です。
オーガスに想いを寄せている、と勘違いしていた時はなんともなかったのに、自分が相手だと自信をなくしちゃうトージュが可愛い♡
エリューンからの確かな愛の告白に、優しく頬にキスするトージュ。
2人のあまーいいちゃつき(笑)に満足感いっぱいになるSSでした◎