はるのさくら
ryuutei heika no ichizu sugiru dekiai
本編終了後のお話。
紫冰の妃となった珠月が、私的な居室で紫冰に所望されて琴を弾いていると。
紫冰のみならず、4匹の小竜達も珠月の琴を堪能。
もうおしまい、さぁお前たちは戻れ、と紫冰に言われても、まだ聞きたい、と抵抗する4匹の小竜達。
いやー、その姿を想像すると可愛くってしょうがない。
じゃああと一曲だけ、と珠月が琴を奏で、ウットリしている最中の小竜達をぽいぽいと自分の中に押し込む紫冰。
早く2人きりの時間を過ごしたい紫冰の、珠月にだけ見せるささやかな甘えがかわいいです。
今度は紫冰のお願いごとを叶えましょう、と珠月が申し出ると、しばらく考えていた紫冰が願った事は…。
かわいい、というのか、攻め様あるあるのムッツリと言うべきか。
幸せなお二人さんなのでした。
帝と竜のために琴をひく妃。もう寝所へ行きたいのに竜たちがもっと聴きたい!とねだるのでたくさん聴かせてあげて。
やっと二人の時間になると帝は拗ねちゃって。そこで考えた妃は、帝のしてほしいことを言ってください。私にできることなら叶えますと。
考えに考えた帝は、妃から口付けしてほしい。今まで一度もしてくれたことがないので、ぜひ!と。
叶えてあげた妃をがばっとする帝でした。
あ〜、幸せだ。一生涯の記念になる日になると。
まるで口付け記念日ですね!