はるのさくら
pino to kare no hatsukoi
本編終了後のお話。
人の姿で目覚めたピノと2人でパオロ達のお墓参りにきたラウル。
木の人形姿のピノをリュックに入れて1人で訪ねていたこれまでのラウルを思うと胸が痛い。
なので、ラウルの横にピノがいる今が本当にとても嬉しい(⊃-^)
パオロとアンジェロも喜んでいることでしょうね。
その後会った療養所の所長さんと挨拶を交わすと、ピノを感慨深そうに見つめられ。
ラウルの兄弟子だったトマスもピノを見ると、久しぶりだな、と声をかけてきていたそうで。
姿形は変わっても、ピノはピノなんだなぁ、と思ったのでした。
幸せそうな2人の姿に胸が暖かくなりました。
あぁ、よかった(* ˊ꒳ˋ*)
本品は『ピノと、彼の初戀』のコミコミ特典小冊子です。
本編後、2人が墓参りをするお話です。
ラウルは再び目覚めたピノと共に
パオロとアンジェロの墓参りに海の見える丘を訪れます。
毎年この場所に来るたびに同じ景色を眺めましたが
今年はずっと背中にいた人がラウルの隣にいて
胸に様々な想いがこみ上げてきます。
墓の前で手を組んだ時に流した涙が止まったピノに
「パオロとアンジェロは喜んでくれてるよね」と
問われたラウルには「当たり前だ」と返しながら
青い空の向こうに幸せそうに寄り添いあう2人が
見えるような気がして・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームでラウル視点での後日談です。
その後、花束を抱えた療養所の所長と再会します。
懐かしさを抑えて挨拶するピノに
所長は何かを感じたようです。
その後2人は
療養所でピノのお気に入りだった中庭のベンチに
7年ぶりに並んで座ります。
ピノは新しく生まれ変わって人となったピノに
知り合いが増える事をワクワクし
ラウルはちょっぴり心配しながらも
新しい思い出に替えられていく未来を確信する
・・・という2人の穏やかな未来を約束する
素敵な後日談でした。
※他店舗特典(レビュー済)
出版社特典はラウルが見つけた素敵な場所のお話です。