kurinn
oujisama no ko wo harande shimattanode kiraware mono koushi ha nigerukotoni shimashita
どうもチェレスティーノと父親の間には愛情のすれ違いがあったようで、本編ではいくらアルフォンソに話を聞こうが信じられない様子でした。
そう言えば学園から逃亡する時に公爵邸で実の母親や他のオメガ達と会った時にも、実は愛情を持たれていると初めて気が付いていました。あの時にチェレスティーノの記憶には相違があると思っていました。
父公爵はチェレスティーノの記憶の中と、学園に第一王子の解放を求めに来た記述はあっても実際には登場してないので人物像は不明でした。
こちらのお話はやはり王城に公爵と異母弟達が呼ばれて再会をする様子でした。
このやり取りを読む限りはチェレスティーノは弟達に大分慕われていたように思いました。そして父親も不器用なだけでちゃんとチェレスティーノに愛情があったように思います。
チェレスティーノの無事と初孫のニーノに涙を堪える様子にこちらもジンワリ来ました。
本品は『王子さまの子を孕んでしまったので・・・』の
フェア店特典ペーパーです。
本編後、チェレスティーノが王国に帰ってきた翌日のお話です。
チェレスティーノは幼い頃から
どうすれば父公爵に褒めてもらえるのか
という事ばかり考えていました。
しかしながら父公爵は
チェレスティーノがどれだけ頑張ってもにこりともしてれず
弟達には「よくやった」としばしば口にしていて
父に嫌われているのでは思っていました。
そのため王国ら帰ってきて
侯爵家の家族と再会する段取りが整っても
どういう顔をされるのかと緊張していて・・・
A5サイズ片面にてチェレスティーノが
侯爵家の面々と再会するお話です。
そわそわして待っていたチェレスティーノでしたが
扉が開くとまず弟達が走り寄ってきますが
父公爵は怒ったような顔つきでした。
思わず目を伏せてしまったチェレスティーノでしたが
次に顔を上げた時には父公爵が目の前にいて
腕の中のニーノに視線を向けていたばかりか
二―のがパッと笑うと目元を潤ませたのです。
アルフォンソが言っていたように
父公爵にチェレスティーノが愛しされていると
感じさせてくれる微笑ましい短編でした。
これからはニーノが
不器用な父子の間を取り持ってくれそうです。
※他店舗特典(レビュー済)
コミコミ特典はアルフォンソ視点のお話で
アマゾン特典は友人達と再会するお話です。