あーちゃん2016
majin ouji no itoshiki kotori
好きだった本編の後日談。「わあ・・・」という展開になったので本編同様萌2にしました。そうだった、攻め受けは半分ほど人間じゃなかったんだった。ファンタジー万歳。
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男同士のカプで、権力ある方々でしたらついてまわるのが跡継ぎ問題。
なんとヴィルベル、子を宿しちゃいましたよ・・・
勿論クロノゼラフは歓喜の舞(個人的推測)。すんごい結界ばりばり張った鳥籠(宮殿)作っちゃって。というお話でした。
楽しいですね、この子が出てきて3人で空飛んで、今回つかなかった彼の国との決着・・なんてお話出てこないかしら。クロスさーーーーーーーーーーん、よろしくお願いしまーーーーーーーす!!!!!!
本品は『魔神皇子の愛しき小鳥』のコミコミ特典小冊子です。
本編後、妊娠したカイのお話です。
男性であるカイはいかなる手を使っても
子を宿す事など不可能なため
自分以外の伴侶を持とうとしないロノゼラフに
申し訳なさを抱えていました。
けれど魔人の血は不可能を可能にし
ここ最近体調が思わしくなっかった原因は
カイが身籠ったせいだったのです。
皇族の場合は胎児も魔力を持つために
妊婦の腹から漏れ出る魔力判定で妊娠しているかは
もちろん、誰の子かまで明らかになるため
皇族専属で帝国最高の医師に自信たっぷりに断定されては
さすがのカイも信じざるを得ず・・・
A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)12頁2段組の
大ボリュームにて懐妊したカイのお話になります。
カイはクロノゼラフの子を宿した事で公爵で皇太子妃で
世継ぎの生母という重すぎる肩書きをもったカイですが、
与えられた金糸雀宮から出られない状況になります。
男の妊娠だけでも前例がないのに
魔人の子の妊娠に的確な助言ができるものがおらず
かなう限り安静にしていてもらいたいという医師の方針に
クロノゼラフが全面的に賛成したせいです。
しかしいつくら腹の子のためでも
そんな生活はカイには窮屈に感じられてしまい
そんなカイの想いを感じた者が大胆な行動に出て
カイの待遇が改善されるという楽しいお話でした。
登場人物それぞれの言動がらし過ぎて
面白かったです。
本編の最後でカイの懐妊がフェニクスによって確信出来て、ご機嫌で色んな策略を練っていたクロノゼラフでした。
その後がとても気になっていたので、コミコミさんで購入して大正解でした。
カイが妊娠してクロノゼラフの溺愛と過保護は更に加速してて、カイは皇太子妃となりクロノゼラフは小国の国家予算を凌駕するほどの贈り物を贈ってました。www
更にお腹の子に何かあっては大変だからと専用の医療チームや護衛まで用意して、新しく作った宮でカイを囲ってしまうんです。
クロノゼラフの気持ちが嬉しいものの、監視されてるような生活にカイがちょっと疲れて来たところに話しかけて来る子どもの声が聞こえて…というお話でした。
魔神の子はある程度母親のお腹の中で成長してから産まれて来るそうですが、凄く母親思いの聡明なお子でした。
彼が産まれてからのお話も読みたいので、是非とも続編をお願い致します!