「絶対、好きにならない」 コミコミスタジオオリジナル特典書き下ろし小冊子

確かに面倒臭い

椎崎夕先生が面倒臭い2人を書いてみたかったとあとがきに書いてましたが、確かに面倒臭いと思いました。

こちらのコミコミスタジオさんの小冊子は本編後のお話でした。恋人として順調に関係を重ねている2人の様子が分かって安心しました。

こちらは礼明視点なので尚斗のことがどんなに好きで可愛いと思っているのかが分かるのです。目立つ2人なので女性からの視線を集めることも多いらしく、その事を面白くなく思ってるようでした。

そして礼明がかなり尚斗のことを理解していて、過去の自分の行いを反省しているのも分かりました。

本編レビューで終盤の礼明がガキ臭いと書きましたが、こちらの小冊子では落ち着きを取り戻したように感じました。

ですが礼明と同時期に切ったナオの友人であるアヤと再会する約束を巡ってのやり取りがとても面倒臭いのです。アヤと会って欲しくない礼明、何故かそこから偲と礼明との関係について尚斗がモヤる気持ちが語られていて、それは尚斗とアヤの関係について礼明が感じるものと同じだと尚斗が言うんです。

まぁお互いさまなんですよね。でも生真面目な尚斗らしいと思ったし、そんな尚斗を理解してアヤとの再会について行った礼明にクスッとしてしまいました。