izumix
kono utsukushii ai wo sasagetai ~ou to omega to ouji no monogatari~
ミカリスが二歳数ヵ月の頃のミカリス視点のお話です。
ミカリスは本編でも賢い赤ちゃんだなぁと思っていたのですが
こちらを読んでその謎がとけます。
まさかの特別な力があったなんて…!
でもその力があったからある意味生き残れたんだなぁと思いました。
特別な力はそのうち無くなってしまうもののようですが
今はニコもレヴァンもいるから、必要ないものなのかもと思いました。
それにしても、ミカリスが殺されかけた時の心情を
まさかここで知ることが出来るとは思ってもみませんでした。
本編での二人の様子もミカリスがこんな風に感じてたんだなぁと
この特典を読むとミカリスの気持ちを知ることが出来ます。
読んでいるこちらでも歯がゆい思いをしたので、
二人の傍にいたミカリスはもっと歯がゆかっただろうなぁ。
ほんわか~としたお話なのですがミカリスがとにかく知能が高いので
保育園のことを『動物園』と言ってしまうところにクスッとしました。
本編でミカリスが殺されそうになった時に「特別な力のある」と言われてて、彼の叔父のレヴァンも子どもの頃にそんな力があったと書いてありました。
その特別な力がどんなものかを書いてあるのがこちらのコミコミさんの小冊子になります。コミコミさんで購入して良かったです。
2歳を過ぎたミカリス視点でニコと出会った時の事や、レヴァンがニコと出会ってからどう変わって行ったのかが書かれていました。
ミカリスがどんな思いでいるのかが分かったこと、王宮の保育園での様子がとても微笑ましくてクスッと笑ってしまいました。
それと国に戻ってからも名前がミカリスだったのが不思議だったんですが、その理由も書いてありましたがそれで良いの?って思っちゃいました。
番外編として「おお!」と思うものでしたので萌2よりの萌にしました。ミカリス視点です!良かったわ、これ。本編買うなら、こちらが付いている買い方をおススメしたいです。
++
本編では「にこきゅ・・」だの「だあだあ」という喋りで癒してくれていたミカリス。こちらではなんと!「アホアホな追いかけっこに夢中になるフリをしながら」などと宣う毒舌気味なちびっこ!いや驚きましたよ!最高。
私が毒舌好きだからかな?本編で愛らしい1点張りだったミカリスの豹変ぶりが面白かったからかな。このような番外編がくるとは思ってなかったので、大変嬉しい驚きでした。
ネタバレしちゃうともったいないので、これ以上書かないですが、最後にはミカリスに対するレヴァンとニコの愛情も分かるので、この番外編はほんと良かったです!