kurinn
ajin no ou × koukou kyoushi
本編を読んでて誰もが気になるレオの乳兄弟で美しき有翼人であるアルレシャ視点のお話でした。
息子のアルファーグが無事と知り安堵しましたが、あれだけ酷い目に遭ったんだから親子共々幸せになって欲しいと思ったのは私だけでは無いと思いました。
その事が懸の家庭訪問によって明らかになっていました。学校という概念さえ無かった世界なので、ましてや家庭訪問なんて想像も出来なかったと思います。
だからこそ勘違いしてるアルレシャを心配して、ある人物が同席したのだと思います。アルレシャを幸せにするならこの人物しか居ないだろうと想像していたので予想通りで嬉しかったんですが、既に恋人同士になっててプロポーズされてた事には驚きました。
でもこの世界って人間と亜人は結婚出来ないんですよね。これはレオに王として頑張って貰わねばと思ってしまいました。
本品は『亜人の王×高校教師 』のフェア店特典ペーパーです。
本編後、アルレシャ親子のその後になります。
懸先生がお父さんとお話したいんだって
家塾から帰宅したアルファーグの言葉に
アルレシャは固まってしまいます。
懸は先日正式に王婿となった招聘人で
子供や大人に読み書きや算術を教えており
子供達は懸先生と呼んでいるのです。
そんな懸の話とはいったい何なのか、
それでも1度救われた命なので
命と引き換えの要求でも喜んで捧げようと
アルレシャは決意しますが・・・
A4サイズ(書店により型違い)片面7/8面にて
アルレシャ視点での後日談になります。
懸がしたかったのは
教え子たちの家を回って家塾での様子を伝えたり
家での様子をきいたりする「家庭訪問」だったのです。
学校ではよくする事なので
懸としてはアルレシャが勘違いするとは思ってもおらず
アルレシャも懸を疑ってしまったと恥ずかしかった上に
アルレシャを心配した男性も同席していて
勘違いが解けたらほのぼの一直線でした♪
本編のアルレシャの言動はその結果からの憶測が多く
気持ちが語られる場面は少なくて説明不足な感じがあり
その後が気になったので本作を読めてとても良かったです。