ちろこ
shiro no kyubi ha tsukikage no ouji ni kou
本編終わりのあとのお話。
婚礼の儀からひと月ばかり経った頃の、李貴と紫春の甘いエピソードです(^ ^)
紫春がこそこそ外出をして何やら自分に隠し事をしているようだと、側近の櫂染に不安な気持ちを吐露します。櫂染はその理由を知っていて、自分だけが知らないことに李貴はモヤモヤ。
そんなに不安なら自分で聞いたらどうかと諌められ、翌日の街へのお出かけ(デート)のときに聞いてみようと思った李貴。
紫春とのデートは楽しさいっぱい。2人の立場が街の人たちにバレると色々面倒なので、呼び方を「李貴さま」→「旦那さま」に変えることに。
紫春のその呼び方に萌え過ぎて悶絶する李貴(笑)魂が天空に飛んでいきそうなくらいに嬉しかった様子。昇天する気持ちを隠しながら、紫春とのデートは続行。
食事中、李貴は思い切って紫春が外出している理由を尋ねました。不穏なことは何でもなく、李貴に櫛のプレゼントを内緒で用意していたとのこと。以前に李貴が紫春に贈った櫛とよく似た櫛をもらい、李貴はとても嬉しい気持ちでいっぱいでした。
帰宅後。その櫛で李貴の髪を梳かす紫春と過ごす時間に、李貴は更に幸せで満たされます。お菓子屋さんに寄るのも忘れるほどに、紫春との髪梳きイチャイチャタイムを過ごしたかった李貴の浮かれようが目に浮かびますね^ ^
紫春に髪を融かされながら、次第に深い眠りに落ちていく李貴に紫春は「おやすみなさい」の言葉を優しくかけるのでした。
李貴視点のお話、とても楽しかったです(´∀`)
紫春大好きが伝わってくるメロメロ昇天シーンに思わずフフフッとなりました^ ^
最高の眠りを誘われるほど、紫春の側でリラックスできる李貴はとても幸せそう。紫春もそんな李貴を見て嬉しそう。お互いを想い合っている2人にホッコリしました。