kurinn
hana ha shitone ni sakikuruu
本編で2人がお互いに生まれ変わってもと言ってたんですが、こちらがその内容となってました。このシリーズが好きな方はこのペーパー付きを購入した方が絶対に良いと思います。
本編のレビューに「こんな恵渡で陽ノ本だったら今の世界もちょっとは違っていただろうか?と考え込んでしまいました。」と書いてましたが、理想的とも思える恵渡の未来になっていました。玉兎は陽ノ本を護る神としてあれからずっと護って来てくれたようで、鬼讐丸が玉兎が消えるのを防いでくれたと思うと感無量でした。
そして、留学に向かう飛行機の中で光彬と純皓は再会してました。本編の副題である「~比翼と連理~」の通り何度でも再開し一緒になるのだと思いました。
このお話で普通の高校生として再開した2人が、どんな歩みをして行くのか凄く妄想が捗りました。
本品は『華は褥に咲き狂う (8) ~比翼と連理~』の
フェア店特典ペーパーです。
本編からかなり未来のお話です。
陽ノ本は400年以上前に開かれた幕府が未だに存続し
将軍に統治されている国です。
150年ほど前までは国を閉ざしていましたが
開国してからは瞬く間に先進国に躍りでながら
国内外を問わず1度も戦争を体験していない
稀有な国家なのです。
数百年の平和を可能としたのは
民の教養と適応性の高さ、勤勉さも有りますが
陽の本に害意を持って侵入しようとする者は
ことごとく死に至らしめる神の存在も大きいのです。
そんな紙に守られた黄金の島国にあやかろうと
陽ノ本の若者を自国に迎え入れる代わりに
自国の民と交換留学が盛んにおこなわれています。
今年高校生になった光彬は
栄えある交換留学生の1人に選ばれ
本日ロサンゼルス行きの航空機に乗り込みますが
物心着いた時から抱き続けていた焦燥感が
いっそう強くなっていて・・・
B5サイズ(書店により版違いあり)片面にて
未来での光彬と純皓の再会を描いたSSになります。
現代まで続く神の奇跡は続き、
本編の最後にもあったように
2人は何度も邂逅を果しているようです。
これから始まる新しい物語の幕開けを
ちょっと見せてくれた感じなので
読まなくても支障はないですが
2人らしい再会シーンとその後の妄想には
良きかなと思います。