てんてん
charisma shuhu no musuko isekai de ousama wo eduke suru
本品は
『カリスマ主婦の息子、異世界で王様を餌付けする2』
のフェア店舗特典イラストカードになります。
表面は中扉モノクロイラストに両作家のサイン、
裏面に番外SSを掲載しています。
本編後、エルフィンが幼馴染に会いにいくお話です。
パン屋の倅のエルフィンにとって
肉屋の倅のシルヴェスタは大事な幼馴染です。
幼い頃からいつも一緒の彼への友情は
城住まいになったからと言って変わらず
ふと会いたくなってしまうもので
エルフィンは宰相に言付けを頼んで
シルヴェスタに会いに来たというのに
シルヴィーは
王様に内緒で来るなとか
臣民で一番偉い人を使いっぱにするなとか
小言が止まりません。
でもエルフィンは・・・
ポスカサイズカードの三段組で
城下を訪れたエルフィンの小話になります。
侍従長は控えているし
王宮内司や近衛隊の了解も取って
警備計画もちゃんと立てての事なので
ちょっとも響きません。
というよりもそんなシルヴィーの怒鳴り声すら
懐かしくて心地よいのです。
時々で良いので顔を見に来たいと言われた
シルヴィーはそれだけでノックダウンですよ(笑)
しかたがないと頷くしかなく
シルヴィーも大切な家族だと抱き着かれて
くふふと目を細める
・・・というほのぼのほっこりな小話でした。
シルヴィーは役得でしかないのですが
エルフィンが気づく事はないのは幸いなのかな!?
こんなエルフィンだから
可愛いともいえるので何とも言えないかな!?
本編の「パン屋のせがれが知っている話と知らない話。」では、思わぬ可愛い人物に思いを寄せられていたシルヴェスタでした。
こちはのSSシートは時系列的にリュシフォードとエルフィンの結婚式前のお話なので、初恋との別れに折り合いを付けるシルヴェスタの様子が何とも切ないお話でした。
やはりエルフィンは鈍いですよね。そこが彼の良い点でもあるんですが、自分に失恋したばかりのシルヴェスタに「家族」は嬉しいようで苦しみでもあるんですよ。
それでもエルフィンへの思いを内にとどめるシルヴェスタは良い男なんです。
良い男だからこそ、リュシフォードはシルヴェスタを認めてて、2人の元へ慌てて駆け込んで来るんですよね!www