はるのさくら
sora ni hibiku ha ryuu no utagoe tasogare ni tatsu hiiro no ryuuou
竜王の世継ぎであるランワンがまだ幼い時。
母である7代目リューセーとの微笑ましい様子のお話です。
本来食事を必要としない身体の為、幼いランワンはまだ食事が出来ない。
ジュンワンの母である6代目リューセーは、そんな幼い竜王でも食べられる甘味を考案していた。
私は6代目竜王のお話を読ませて頂いてはいないのですが、既読の方にはこうやって繋がりを感じられるのは嬉しいのでは。
甘いおやつを食べて嬉しげなランワン。
そんなランワンを微笑ましく見守るリューセー達周囲の面々。
リューセーが苦しげな様子を見せたら、即座に駆け寄って気遣うランワンの優しさ。
幸せな1コマですが、幸せであればある程、この後のランワンに訪れる悲劇を知っているだけに、切なくなるのでした。